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2009年11月30日 (月)

本【東京伝説/平山夢明】

平山夢明「東京伝説-うごめく街の怖い話」

読みました。

2003年発行なので結構古いんですが、短編系の怖い話が好きなので買ってみました。

作者が取材した人から実際に聞いた怖い話しの本。

本書は、幽霊ではなく“生きている人間が怖い話”を集めている。

作者紹介に「生理的に嫌な話を書かせたら日本で三指に入る小説家にして、日本で一番陽気な怪談コレクター」とある。

陽気かどうかは知らないが、生理的に嫌な話が集まってくるのは分かりました。

嘘くさいけど、本当にあったら超嫌な話ばかり
というか嘘だと思いたい。

後味悪いんです、どれもこれも。
 

長くても4ページ程度なのですが……

例えば「代償」

2人の子供を持つ母親が浮気をして、

子供を家に残し浮気相手に会いに行く。
「どこ行くの」と聞かれ「いいところ」と答える。

旦那は浮気に勘付いていて、会社の車で妻と浮気相手の乗る車を尾行。

車がホテルに入ろうとするのを見てぶち切れ、

2人の乗る車へ突撃。

車内で慌てる妻とその浮気相手を見て愉快になり何度も何度もバックしては追突。

妻の悲鳴が響く。
 

後部座席の裏に隠れていた子供たちが彼女の元へと押し出されてきていた。
ふたりとも既に人の形をしていなかった。
 

おかあさんの言う「いいところ」について行きたかったんだろうね……。

というお話。
 

orz

友達が狂っていく「サイコごっこ」はなんとなく興味深く、印象に残る。
意味不明の自殺「水道屋」
狂っているのは客か店主か、両方か。「終末ラーメン」
じわじわくる話が多いです。

異常者が部屋に侵入するような話がたくさんありますので
一人暮らしの人なんかは読まない方が良いです。

小さい物音がしただけで心臓が波打つ感じ、を昨日体験しました。
戸締りが非常に気になる一日でした。

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