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2009年12月 3日 (木)

本【夜市/恒川光太郎】

恒川光太郎「夜市」

第12回ホラー小説大賞受賞作「夜市」と「風の古道」を収録

夜市

“夜市”では、望む物が何でも手に入る。

夜市にはルールがあり、買い物をしないと抜け出す事ができなかった。

幼少の頃に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球の才能」を買う。

十年近い時間が流れ、祐司は同級生だったいずみを連れて、再び夜市を訪れる。

とってもファンタジーです。

読みやすく、夜市の描写も良い雰囲気出てます。
映像化出来そうですね。(妖怪とか、ありえない人も多いけど)

怖くはないけど、もし、自分が迷い込んでしまって
しかも売られる立場だったら、と思うと……

風の古道

「寄り道しないでまっすぐ行くんだよ。
  夜になったらお化けが出る道だからね」

迷子になった時、親切なおばさんに教えてもらった秘密の通路。

十二歳の夏休み、友達と二人で通路の探検に出掛ける。


秘密の通路を行く人々とは……。



こちらもファンタジー。
日常のすぐ隣にある非日常の小道での出会いと別れ、
時空のゆがみ的な怖さ等がちょっと含まれます。
神隠しの裏側のような感じでしょうか。

懐かしいような、怖いような、不思議な気分になりました。
小道が目に浮かぶようで、とても読みやすいです。

2chスレのまとめですが不可思議な体験、謎な話~enigma~にあるような話が好きな人にはすごくおすすめ!

ただ、夜市と同じで、途中から主人公が変わる、というか
サブキャラが実はメイン、みたいな作りなので
二作続けて同じような展開……と、思ってしまった。

どこで誰に感情移入したら良いのかたまに分からなくなってしまうのがちょっと残念。

他の作品も読んでみたいところです。

夏に買ったんですが、帯やら栞やらに松山ケンイチの写真が使われていて
すりこみ?によって完全に夜市の祐司が松山ケンイチに……。
ダメ男っぽい所も妙にマッチしてるような感じなんですよねぇ。
良いのか悪いのか微妙ですが。

できれば装丁に写真やイラストの人物を置くのはやめて欲しい。

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