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2010年1月30日 (土)

本【火車/宮部みゆき】

宮部みゆき「火車」

アホ 「あれ……?」
    「妖怪がでてこないぞぉ?」

アホ、もとい、森野です。

何と!「火車」は妖怪小説じゃなかった!
いや、タイトルから勝手に勘違いしたんですけどね。

【火車】火が燃えている車。生前に悪事をした亡者をのせて地獄に運ぶという
    ひのくるま。

なんて説明が1ページ目にあったので、つい、
連続バラバラ殺人でも起きるのかな……ってね。

弁護士がカード破産について説明している辺りで、やっと気が付きました。
家計が“ひのくるま”か!と。

本当のお話は、簡単に言うと“破産と失踪”が絡んだ人探し。

驚く様なできごとや、どんでん返しはない。
良い意味で普通のミステリー小説。

謎だらけの失踪から、徐々に見えてくる真相、
鍵となる2人の女性の過去。
長いけど、それぞれの登場人物が丁寧に書かれているので読みやすい。
(しかし、本が厚いのは別に良いんだけど、値段が高いよなぁ……文庫なのに)

借金や自己破産と言ったお金絡みの不幸がメインテーマなので、
謎が解明されたからといって皆が幸せになる訳ではない。
ボケ(犬)は何のために……?

失踪した女性を追いかけて行くうちに色々な事が見えてくるストーリーですが、
関わった人の話などから明らかになっていく女性の過去が生々しく目に浮かんでくる。
桜の咲く校庭のシーンはドラマを見てるような感じでした。
「その友達は~」の台詞がズーンときた。

結論
妖怪が出てこなくても十分面白い!

普段はホラー小説ばかりを読んでいますが、たまにはこんなミステリーも良いですね。

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