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2010年2月 4日 (木)

本【天使の囀り/貴志祐介】

天使の囀り/貴志祐介

アマゾン調査隊に参加した作家を始めとする数人が帰国後相次いで奇妙な死を遂げる。

医師の北島早苗の恋人・高梨は、帰国以来人が変わった様に過食になり、
何故かアマゾンに行く前には恐れを抱いていた「死」に対して興味を抱くようになっていた。
そして、天使の「羽音」「さえずり」が聞こえると繰り返す。
次々に自分が恐れていた事を体言して亡くなるアマゾン調査隊の関係者。
早苗は彼からのメールや、現地の伝承を元に彼らの死の真相に迫る。

以下、いつも通りの不真面目レビューですが、
多少ネタバレになってしまうかもしれないので注意。

北島早苗の後に出てくるもう一人の主人公?萩野信一
時折入るこの男の話には胸が痛くなる。
早苗とは違う方向から、事件に関わって来る……んですが、
30間近のフリーター、そしてエロゲオタ、
その内面描写も絵に描いたような駄目人間。
完全なやられ役……

あぁ鬱だー。

全体的に、アマゾンでのサルの種類や生態はもちろん、医療の現場などがかなり詳しく書かれています。
実際、読むのが面倒な箇所もあるほど……。
タイトルはファンタジーっぽいですが、カテゴリーはSF?
作りはしっかりしているので、つまらなくはないと思うけど、
オチ的にはちょっと物足りない感がある。
ただ、読み終わった後にもう一度冒頭のメールを読むと面白いかも?
何が言いたいかというと

森君はエロゲオタである。なんのこっちゃと思ったら本屋さんへ!

気に入ったセリフ紹介のコーナー!

帰国した高梨が、度を越した過食でブクブク太り、
ポテトチップ片手に早苗の勤めるホスピスに来るシーン。
「高梨さん。こういう食べ物は、本当はあまり体に良くないのよ」
と言ってマーガリンやショートニングの危険性について説明する早苗。
一時期騒がれた“トランス脂肪”です。怖いです。
トーストにマーガリンたっぷりつけるの好きだから……。
と、自分の話は置いといて、
そこで高梨が
「だったら、バターの方がずっと体にいいわけだ。
 僕は醤油バター味というのが大好きなんだよ」

高梨をちょっと好きになった瞬間でした。
この人、この後5・6ページで死んじゃうんですけどね。
死因はトランス脂肪……では、ない。

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