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2010年4月

2010年4月30日 (金)

本【長い腕/川崎草志】

長い腕/川崎草志

ゲーム会社に勤めている女性・島汐路。
退職直前に同僚2人が会社の屋上から転落する無理心中事件が起こる。
亡くなった同僚と、故郷・早瀬で起きた女子中学生の殺人事件との関連を見つけた汐路は二つの事件を調べ始める。

世間を騒がす様々な殺傷事件に潜む「歪み」の正体とは……。

テーマは「歪み」
読んだ後に見ると納得する、ぐわんぐわんした表紙。

事件の調査、ネットワークを介したやりとりの究明、ストーカー被害、
両親の死の謎、はては建築知識まで。
少し詰め込みすぎか、とも思いましたが、
読み進めるうちに徐々に繋がりが見えてくる、といった感じは巧みで面白い。
淡々と進んで行く物語も読みやすく、田舎のじっとりとした雰囲気も堪能(?)できます。

実は、ゲーム会社絡みという事を聞いて手に取りました。
ゲーム業界の雑学や豆知識は結構含まれています。
しかし、物語が始まった際に既に退職が決まっている事もあり、
主人公自体そんなにゲームに愛着があるわけでもないという印象。
後半部分はほぼ田舎の話だし、ゲーム好きな人間としてはなんとなくもったいない感じがしました。

さばさばした女主人公はカッコイイのかもしれないけど、いまいち好きになれなかった。

機会があればゲーム業界を主軸にしたホラーとか書いて欲しいです。
コワイシャシンの裏話みたいなやつを是非!

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2010年4月29日 (木)

本【第四解剖室/スティーヴン・キング】

第四解剖室/スティーヴン・キング

6話収録の短編集。
「第四解剖室」
「黒いスーツの男」
「愛するものはぜんぶさらいとられる」
「ジャック・ハミルトンの死」
「死の部屋にて」
「エルーリアの修道女<暗黒の塔>外伝」

ホラー・サスペンスからファンタジーまで色々入ってます。
それぞれ別の人が訳を担当していますが、
キングの小説は独特の緊張感があって好きです。
どの話も違った形で絶望が感じられる。
読後の後味が悪くないのも好印象。

一番気に入ったのは「黒いスーツの男」
川で釣りをする少年の前に現れた黒いスーツの男。
人間でない事はひと目でわかった。
燃える橙の目、青白い顔、燃え尽きたマッチの匂い。
 
 黒いスーツの男は悪魔だった

今まで誰にも話さなかった出来事を老人が綴る。

少年時代のちょっと怖い、不思議な思い出話。
子供の頃の話はやっぱり良いです。特に夏の話は鮮やかで良いですね。
夏で川で釣りで不思議な人と遭遇って!もろツボ!

黒いスーツの男がこれまた、怖いけどカッコいいです。歩いた所の草が枯れたりして。

最初に老人の語りから始まるので少年時代に死ぬことは無いと知っている分緊張感は減ってるかもしれませんが、少年が走る所では、つい息を止めてしまう。
 
友人のおじいさんの体験を元にした話だとか。素敵!
 

表題作の第四解剖室はスリルがあります。

目が覚めるとストレッチャーの上に寝かされて運ばれていた。
体が動かせず声も出せない。
死体袋に詰められた彼が向う先は「第四解剖室」

生きてるのに~!と、ありがちだけどハラハラしますね。
解剖室の医師達が軽口たたくわ音楽をかけるわで
主人公が搾り出したサインにもまったく気が付かない。
そんな医師たちを呪う主人公の(心の中の)セリフ

「いよいよ私は、このふたりが癌になればいいのにと思いはじめる。
そうとも、手術が不可能で、苦しみが延々と長引くような癌になればいい」

「死んじまえ」とかよりちょっと良い感じですよね。

エルーリアの修道女は「<暗黒の塔>外伝」となっていますが、
元のお話を知らなくても、映画的なノリでファンタジーとして楽しめました。

たまには吸血鬼とかゾンビみたいなのが出て来るものも良いですね。

ファンタジーやマフィア系の映画が見たくなってきた。

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2010年4月28日 (水)

4月27日の怪談レストラン

怪談レストランでのレイコへの注目度が上昇しすぎて困る。

「憑き物」

連日放課後に占い(こっくりさん的な)をするアコと友人の2人。
 
占いをしている所を獣の霊のかたまりが覗いている、という夢を見るようになり、
あまり乗り気ではないアコだったが、ショウ君とレイコも加わる事になり、
その日も放課後の教室で占いをする。
こっくりさん的な占いだが、専用の紙の上に半円の水晶のような石に手をかざしお告げをもらう、というもの。
(紙、石ともに誰が手に入れたのかは不明。最初にやってたアコ友か?いったいどんなルートで……)

ショウ君いわく、何かに(なんだよ?)書いてあったけど中世ヨーロッパからあるそうです。
「危険だからこっそり行われていたみたいだけどね。呼び出すのは動物の低級霊だよ」
(そこまで知ってんならやるなよ……)

「こっくりさん」では、やっている間コインから指を離してはいけないように、
この“占い”では、途中で席を立ってはいけないそうです。
なにが起こるかわからないんだから!と忠告するアコ友(名前しらん、横ポニーテール?のよく見る子)

「私に全てをおしえてくれるかた、どうぞいらしてください」
「いらしてくださいましたら合図をください」

手に触れないのに動き出すガラス球!

レイコ「うそ?!なんで触ってないのに動くの?!

キター!タレ眉!
レイコがびびってるー!
ランランルー!(意味不明)

……コホン、続き書きます。

アコが夢で見た獣の霊の事を質問すると、紙の上を石がすべり
文字が浮き出してきます。
「わたしたち」
そして、どうして教室を覗いているんですか?の質問に
「おまえらを くうため」

驚いたアコ友が席を立ってしまい、
その子の目がつり上がり「おまえらくう!!!」

アコは以前の(一回目の放送キキーモラ人形時の)事を思いだし、リコーダーで霊を吸い出そうとしますが、
憑依された友人になぎ払われてしまいます。
そこでショウ君「肩を強く叩くと除霊できる事があるんだ!」
アコが肩を叩き、口から黒い獣の霊を吐きだし正気を取り戻します。
が、空中に飛び出た獣の霊が今度はアコの口の中に飛び込んでしまいます。(きもい)

アコ「おまえら くう!!!」

ショウ君が思考を巡らして憑依アコを誘導、
お清めの水とか言って滝並に勢いのある水道の水を浴びせかけて霊を退治したのでした。
廊下をびしょ濡れにし、先生に怒られるオチ。

水道の水に勢いありすぎで、いつか死人が出るんじゃなかろうか……。

“占い”は、こっくりさんをそのままで放送するとマネをする人が多そうだから
専用の石がないとできない仕様にしたんでしょうかね?

注目すべきは危険な事を知ってて参加し、除霊などをテキパキ指示するショウ君、
おまえは放火する消防士か?何だかあやしいぞ!このイケメンめ!
 


突然ですが、お楽しみ今日のレイコ
 
ショウ君が占いに参加すると聞いて喜ぶアコ友に……
「うるさいわねぇ……クラス委員として言わせてもらうけど、今はそうじの時間よ」
「それともう一つ」
「私は占いなんてこれっぽっちも信じてないけど、参加してあげてもいいわ!

ショウ君(と視聴者)やっぱりそうきたか

アコ「だれも頼んでないんですけど……」
レイコ「何か言った?(怒)」

アコ「いえ、ぜひ参加して下さい」

レイコ「フン、しょうがないわね~」

憑依された子から逃げる際には
どうしたらいいの?などと怯える姿も。イイねイイね!

次の話は「生まれ変わり」アコの弟のブン太が前世の記憶を思い出し、
前世の故郷に行くというもの。
食べる物が無く、6歳で亡くなったという前世のブンタ。
前世の両親が幽霊になって残っているというおそろしい感動の結末。

お腹いっぱい食べられる事を感謝する、という教訓めいた終わりでした。
同じ時間帯でやってる黄金伝説とかの制作スタッフに見せてあげれば良いと思うよ。
関係ないけどアコの家の朝ごはんは、ご飯、味噌汁、カマボコ、卵焼き。メインのおかずが卵焼きかぁ~。

江戸時代に話題になった話だと、
盛大に味噌汁から飛出したおばけギャルソンが言ってました。

最後の「子育て幽霊」では、子供を産んですぐ亡くなった母親(アコ)が、
毎晩子供の世話をするというもの。(ちなみに旦那はショウ君、子はブンタ)

息子の為にと父親が再婚すると、新しい母親(レイコw)にガミガミと叱られる子供。
「おかあさんが生きてたらなぁ……」とつぶやく子供をひっぱたく継母(レイコww)
次の瞬間、目に見えない存在に頬を叩かれ「私の子供をいじめないで!」の声が……。
それ以降は継母も、子供につらくあたらなくなりましたとさ。

今回は作画も良かったし、見所もたっぷりでしたね!(レイコ的な意味で)

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2010年4月26日 (月)

【ハッピーターンのヒミツ情報】まとめ

ハッピーターンを食べました。
個包装タイプの包装紙にハッピー王国やターン王子のミニ情報が書いてある事をご存知でしょうか。
食べながら見ていたのですが、なかなか面白いので紹介しようと思います。

包装紙一枚に二つ、ランダムに記載されています
ターン王子編とハッピー王国編の二つに分けてまとめてみました。

ターン王子編

・ターン王子はお気に入りのハート柄heart01のパジャマで朝までぐっすりzzz

・ターン王子は赤いマントを7着も持っている!毎日着替えているんだって!

・サッカーが大好きなターン王子は頼れるエースストライカー!

・ターン王子はモノマネが得意。王様の豪快な笑い方はソックリ!

・ターン王子は辛いものが苦手
知らずに食べちゃうと目から星がでちゃう★

・ハッピー王国運動会!ターン王子~!愛馬に乗ってかけっこに出ちゃダメだよ~!
 
 と、こんな感じのターン王子のヒミツ(?)が書かれている訳です。
 ハート柄heart01や星がでちゃう★などのイラッとさせる表現もありますが、
 赤いマントを7着も持っているというのは、言い換えれば「赤いマントしか持っていない」という事では?
 毎日着替えるのはマントだけですか?
 
ターン王子は水泳の特訓中!お魚さんと楽しく泳ぎた~い!
 
楽しく泳ぐ前にシナシナになっちゃうよ!?
 
・ターン王子は将来8頭身の美男子になれると信じている?!
  (「?!」な時点で望み薄な事がガンガンに伝わってきますね。
  八頭身といえば、なつかしの2ちゃんキャラが目に浮かびます。あんな風になりたいのか、ターン王子よ……

・ターン王子はハッピーターンを食べて眠るとハッピーな夢を見れるんだって
  (虫歯で地獄の現実を見ると思います。と思いきや↓

・甘いものが大好きなターン王子。でも歯磨きをかかさないから虫歯しらず!

・ターン王子はハッピーターンの木琴ですてきなメロディを奏でるよ♪
  (い、意味が解らねぇ……ハッピーターンの木琴て何?ハッピーターンって木だったの?

ハッピー王国編

・ハッピー王国は、みんながホッとハッピーを感じる場所にあるんだよ!

・王様がおもてなし!?旅人に優しいハッピー王国。

・ハッピー王国にかかる虹は、楽しく遊べるすべり台!

・ハッピー王国の海の砂は、なんとハッピーパウダー!?

・ハッピー王国の国民のおやつはもちろんハッピーターン!
 
ハッピー王国のバレンタインデーに贈るのはもちろんハッピーターン!!
 
・ハッピー王国のお正月には“鏡餅”ならぬ“鏡ハッピーターン”を飾るんだって!
 

ハッピー王国のレストランではハッピーターンを使った料理が大人気!
 
ハッピー王国には食い物がハッピーターンしかないんじゃないか疑惑。
 
・ハッピーターン工場では、「ハッピーな気分」も一緒に製造中!
 
尋常じゃないハッピーさ!ペロ……これは!麻薬!
 

・夏の朝は8番まであるハッピー体操でスタート!朝から汗だく…

 ハッピー王国の国民、夏は朝から汗だくらしいです。
 そもそもハッピー王国の国民ってハッピーターンで出来てるんじゃないのか、という疑問。
 ターン王子も前キャラのハピたんも包装紙付きのハッピーターンじゃん……。
 
・名刺の代わりにハッピーターンを交換!これがハッピー王国流♪
 (公式ページによると、ターン王子の身長は“マグカップくらい”らしいのですが、
  ほぼ自分の身長サイズの食い物を常に持ち歩いているのでしょうか?
 
・ハッピーの森にある「ハッピーの泉」でお魚を見つけると願いがかなっちゃう!
 (そもそもハッピーの森もハッピーの泉も見つからない罠。

・ハッピー王国のチャイムは、「カリッ」とひびく幸せの音♪
 (すごくわかりにくいチャイム。ハッピーターンの木琴(笑)でやればいいのに。

お年玉もハッピーターンで超ハッピー!
 (親的にはハッピーかも知れんが、子供は超ブルーでしょう。
  毎日おやつで食ってる物をお年玉に渡されても……

イライラしたらハッピーターンをカリッ!ブルーな気分も……ちゃう♪」っていうのがあったんですが、
下の方が切れてしまって読めませんでした。
とにかく、お年玉を菓子でごまかされた子供もハッピーになれるようです。
うまく出来た世の中ですね。

そ・し・て!
出ました!ハッピー包み紙!!
Photo

「この包み紙をみつけたあなたは超ラッキー!なんかいいことあるかもね!」

 
やっターン!!
(ターン王子の決め台詞)

なんか、とか、かもね、とか何だか投げやりな気がしないでもないですが……
超ラッキーですよ。やったね!

この包み紙の上部分に「きっとあなたにハッピーターン♪」と書いてあります。
幸せが戻る……という事は、今はハッピーじゃないとでも……?
いつのまにハッピーは逃げていたのでしょうか。

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2010年4月24日 (土)

「怪談レストラン」がゲーム化するぞー!

2010年6月3日にDSでゲーム『怪談レストラン 裏メニュー100選』が発売予定!

アニメ、映画、そしてゲームソフト。
大人気ですね!人気と反比例する、止まることを知らない作画崩壊がアニメでの最近の見どころです!

ゲームの公式サイトkaidan.bngi-channel.jp/を見ても、まだあまり内容は出ていないんですが、
どうやらサウンドノベル形式の読み物メインで、アニメより原作本のゲーム化といった感じでしょうか。
 
友達とみんなで遊べる、不思議なミニゲームや占いがいっぱい!らしい。

いい歳してこんなゲームやる友達いないっつーに!
言わせんなよ恥ずかしい!

おばけギャルソンが案内役として紹介されていますが、
アコやショウ君、なによりレイコは出てこないんですかね……?
占いやミニゲームと書いてあるので、なにかしら登場してほしいところ。

ゲーム化するなら、夕闇通り探検隊みたく(あれより自由に)歩き回ったりできるような感じのやつも作って欲しいです。
オカルト色を濃くした「ぼくのなつやすみ」みたいなやつ希望!!
別に怪談レストランじゃなくてもいいからどっか作ってくれ~!

マイクにむかって息を吹きかけ、ろうそくを消すという百物語的なしかけもあるようです。
価格は4242円!不吉な値段設定です。
(でもアマゾンではもう19%オフでした。)
今日から1日10円ずつ貯金して、貯まり次第購入しようと思います!

おまけ

ミニゲームの内容を勝手に予想

・お守りを駆使して亡者を退治!
・タッチペンで鏡を拭くミニゲーム!(偶に手が飛び出してくるので連打して撃退)
・「コピー機からギコギコギコ」の怖い絵でパズル
・メカ二宮金次郎のミサイルでおばけギャルソンを撃つ
・マイクを使って運命の味噌汁(エンディング)カラオケ

おまもりの元ネタ→アニメ13話の1話目「亡者道」
福引で当てた旅館に泊まりに行ったアコ一家。
新築の宿と聞いていたがかなり冴えない所で、実は二階を建て増しただけ、
しかも窓からはお寺が見え、経営者夫妻の奥さんが体を壊しているために料理すら出てこない。
遠路遥々やってきてお食事券でファミレスに行くアコ一家。
嫌々ながらも他に泊まる所もないのでそのまま宿に戻り一泊する事に。

宿の前で通りすがりのじいさん(寺の住職)が思わせぶりに「あの部屋に泊まるのはやめなさい」
と忠告し、寺に泊めようとすらしますが、
アコが断るとお守りを手渡して去っていきます。

案の定、寝ていると怪奇現象が起きるわけです。
布団の周りを歩き回る何者かの足音。
(裸足で畳を歩く音がリアルで良い!)
うじゃうじゃと霊が現れ、家族は金縛りに。
そこで印籠ばりにお守りを突き出すアコ!
霊はお守りを嫌がり、お守りを家族にあてると金縛りが解けるというお守り無双。

最終的には旅館の奥さんが自分ごと亡者たちを亡者道に連れて行くのでした。
その部屋は亡者道の上に建てられており、ちょうど亡者たちの通り道になっていたそうです。おわり。

説明が長くなりましたが、これ、本放送で見たときゲーム化決定か!?って思いましたよ。
お守り無双は是非ミニゲーム化して欲しいですね。
タッチペンで触れた部分にお守り効果が、みたいな感じで。
簡単にいえばまあ、もぐらたたきですけど……。

13話2話目「海にただよっていた鏡」
沈没船から引き上げた鏡が結露したり、死んだ持ち主が取り返しにきたりする話。

→タッチペンで鏡を拭くミニゲーム!
とんでもなく地味ですが、鏡から急に女が映って手が出てくる演出によってはいけるかと。

8話3話目「コピー機からギコギコギコ」
ライバルに嫌がらせをされ自殺したモデルの霊が出る事務所、電源の入っていないコピー機から死んだ女の顔がギコギコギコ。
コピー機から出てくる女の顔が怖い

ところで、最近アニメ放送からロストしたシーモの「Lost Boy」こと運命の味噌汁……もう聞く事ができないのか!?

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2010年4月16日 (金)

本【殺人鬼/綾辻行人】

殺人鬼/綾辻行人
話には聞いていましたが……グロいです。

双葉山で夏季合宿を行う「TCメンバーズ」の男女が次々に殺される。

あらすじは一行で終了です。
あとはただ、ひたすらに残酷な殺され方が綴られるのみ!
やっぱりイチャイチャしたやつから殺される。

手足切断、目玉をえぐる、最後には首を切って持って行く……。

絶対にご飯を食べながら読んではいけない本ですね。
口の中に物を入れた状態で読んだら吐き出しそう。

「食え」のシーンあたりでタマゴサンド食ってて、飲み込むのに時間が掛かりました。

一応、ストーリーにも仕掛けがありますが、
急に最初の方の話と相違する表現が出てきて「?」と思ったら伏線だったのかー程度で、
正直どうでも良いような気がしないでもない。
これを叙述トリックとは認めない!(ホラーとも認めない!)って感じではあります。
スプラッタならそれはそれでややこしい仕掛けが邪魔。

嫌いって程ではないけど、あんまり“面白く”はなかったです。
本当にただただ「殺人鬼」の話。
グロはお腹いっぱいですが、何か物足りない気がするのは何だろう?
キャラに対して「生き残ってくれ」と思う程の愛着がない分緊迫感がないからかも?

血みどろスプラッタの本編を読み終わって、
文庫版解説(綾辻行人本人)の一行目が

「僕は暴力が大嫌いです」

一瞬、本編がこの一言で笑わせる為の壮大な前フリだったのかと思うほど、
インパクトのあるお言葉でした。

小説の中の世界と現実の暴力は違う、という事で、わかるんですけど、
「『殺人鬼』が大好き」っていう人とはあまり関わりたくないとも思う。

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2010年4月14日 (水)

アニメ怪談レストランが帰ってきた!

特番でほぼ一ヶ月放送のなかった怪談レストランがついに帰ってきました!
いきなりミサイルをぶっ放すメカ二宮金次郎像が出てきたりして、
帰ってきたと思った途端にさっそく置いてきぼり……。

それはさておき第一話

「好きな人の髪の毛を……」

学校の教室で女の子3人と喋るアコ。
「絶対にきく」というおまじないの話題に。
なんでも、好きな人の髪の毛を一本抜いて和紙などに包み、「私の事を好きになって」と念じると恋が叶うとか。

やってみよう!と盛り上がる女子達、
タイミングよく登場のレイコ「そんなもの信じるなんて暇ね」
(立ち聞きしてるあんたもよっぽど暇だよ)

アコは「皆、好きな人とか居るの……?」と少し驚いてましたが、
家に帰ると母親の鏡台に向かい「髪の毛一本抜くのって難しい」と意外にやる気満々?
一番難易度が高いのはアコ自身の髪の毛でしょう。うどんみたいにかたまってるし。

ところでアコの狙いはやっぱりショウ君でしょうか。
どちらかといえば不良君の方がお似合いな気がするけど。

そして、うどんみたいな髪の毛を櫛でとかしたりしていると、
引き出しの中に封筒のようなものが入っているのに気が付きます。

開けてみるとそこには縮れた毛が!!
しかしよく見ると長さから髪の毛のようです。びっくりした~

その日はちょうど両親の結婚記念日だったらしく、
母親が気合を入れてごちそうの準備をしています。
そこに父から電話が入り、仕事で遅くなるので飯はいらない、と。
どうやら結婚記念日をすっかり忘れているようです。

母は「そう」と言って、
部屋に行き、ひとりちぢれ毛……いや、髪の毛入りの和紙を抱きしめます。
そしてまた台所に戻ってきた所で再び父から電話が入り、
結婚記念日だった事を思い出したのですぐに帰る、とのこと。

アコが母親に伝えると、母はにっこり。
食事の後で父と母はどちらが先に好きになったのか尋ねると、
母が父を先に好きになり、父は“他に好きな(交際していた)人が居たにも関わらず”母を好きになって結婚に至ったそうな。
(おまじないすげーっていうか黒魔術みたいで怖い。おやじいまだに操られてるのか……)
父「母さんと結婚して良かったと思ってる。他の人生なんて考えられない!」
(だめだ……完全にやられてる)

次の日、学校でおまじないの話をしていた子達がまた集まっていて、
その中の一人(アコじゃない子)が
「私の両親もこのおまじないで結婚したって言ってた」と言い、
ダメでもともと、私もやってみるわ!などと一同大盛り上がり。

最後に、桜の木の下に座るショウ君が映り、その背中にそっと忍び寄る手。
こっそり毛を抜こうと思っているようですが、ショウ君が振り返り「やあ」と言ってこのお話は終了。

最後、忍び寄った「手」が誰だったのかわからないんですねー。良い演出です。
普通に見ればアコかと思うんですが、教室で「私の両親も~」の話をしている際、
まったく話に入らないのに、ちょっと離れた席に座っているレイコが映っていたのが少し気になります。
絶対話を聞いてますよ、ってか聞いてない訳がない!
前にも未来の結婚相手が見えるおまじないを試してたし……さてはレイコ……!!!

まあ、ショウ君はもてそうだし、だめでもともと!とか言ってた子かも知れませんが……。
あの意味深なカメラワーク……。ううむ。

今回の話で一番怖かったポイントは、ダントツで母親。
二階の部屋に無言で上がっていく母親は子供心にハラハラするだろうが……
おまじない後、父がすぐ帰ると連絡してきた時の素早い満面の笑顔がこわい!
お呪いによって生まれた子供だから、アコには霊が寄って来るのか……?

この人は水の精だったか何だかと付き合いがあったりして色々怪しい。要注意人物です。

 
あとの話はだいたい知ってるような内容だったので割愛。
無難に怖い話って感じでした。

二話目の「幽霊トンネル」で、先生達が友人を見捨てる所、
足を掴む手を見た3人が驚く演出が絶望先生の「絶望したっ!」手前みたいでちょっとウケた。
見捨てられた奴は本当に「絶望した」ことでしょう。

今日の放送では、なぜかEDの歌が無かったです。
歌とCM明けのおばけギャルソンの語りも、「この後は~」もなかったし……

もしかして歌変わるのかな?

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2010年4月13日 (火)

宝島社文庫の「ぶんこちょ」キャンペーン

宝島社文庫のキャンペーン

先日購入した文庫本の帯に応募券がついていたので調べてみました。
宝島社文庫のキャラクター「ぶんこちょ」グッズがもらえるらしい!
Photo
応募券3枚でストラップ、20枚でビーズクッションが貰えるそうです。
まったく知らなかった!
既に2枚の応募券が手元にあるので、
もう一冊買ってストラップに応募しましょう、そうしましょう。
20枚は完全に無理……集められる人居るのか。
そもそも、本屋に宝島社文庫の“キャンペーン帯付き”の本が20種も置いていないような気が……。
「期間延長しました」って所を見ると……どうやら……?

応募券が集まったら次はクイズに挑戦です。
たとえ応募券を100枚集めても、クイズにハズレたら何も貰えません。シビアです。
そのクイズとは……、
○の中に当てはまる「ひらがな」をお答えください。
「宝島社の文庫キャンペーンキャラクターの名前は○○○○○です。」

数日前の自分だったら絶対に答えられないクイズです。
ヒント:「○んこ○○」う、ん、こ、さ、ん以外で、鳥です。

話は変わりますが「ぶんこちょ」結構かわいいですね。
なんとも地味な雰囲気を醸し出す眉毛と無垢な瞳が。

なんと、ぶんこちょはブログもやっているんですよ~すごいですねー
プロフィールを見てみると、
「全国の書店に広く分布し、文庫本コーナーや棚前平台、レジコーナーで遊んでいることが多い。
‥機嫌の良い時は人の手に乗って遊ぶ習性がある。
毎月届くという宝島社文庫と宝島SUGOI文庫が主食で、その影響か羽根は文庫本に進化している」

宝島社文庫と宝島SUGOI文庫が主食

主食?

……食うのかよ!!

羽根が文庫本に進化しているって事は、ものすごくお腹がすいたら羽根を……?
((((;゚Д゚)))ガクブル 

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2010年4月12日 (月)

本【人形はこたつで推理する/我孫子武丸】

人形はこたつで推理する/我孫子武丸

なんだろう、このふざけたタイトル……
なんて思っていたら、あの「かまいたちの夜」の我孫子武丸じゃないの!
しかも、読んでみたら本当に人形がこたつで推理してました。

主人公は幼稚園勤めている20才の保母さん妹尾睦月(せのお むつ通称おむつw
幼稚園のクリスマス会にて腹話術師の朝永嘉夫に出会う。
園長に頼まれて嘉夫のアパートにお礼を届けに行った睦月は、
嘉夫と人形、鞠小路鞠夫(まりこうじまりお)の秘密を知る事になる。

短編4話収録。
「人形はこたつで推理する」
「人形はテントで推理する」
「人形は劇場で推理する」
「人形をなくした腹話術師」

あとがき、文庫版あとがきは我孫子武丸
解説は夏来健次

女の子の視点で書かれている訳ですが、性格がサバサバしていてコミカルなので違和感なく読めました。
良い意味で一昔前のラブコメちっくな睦月と嘉夫とそれを茶化す鞠夫。いいトリオです。
アニメでやっても良さそうだけど、腹話術人形が推理って言うのは絵的に地味だからやらなかったのか、どうなのか。
最初の「人形はこたつで推理する」は、幼稚園で起きる事件を解決するものなので、
人死にが出ず、ほのぼの楽しめました。
次の話では普通に殺人事件が起こっていましたけど。

推理の部分はほとんど鞠夫の独壇場で、いくつかの情報を元に瞬時に事件を解決しています。
安楽椅子探偵ならぬ炬燵人形探偵ですね。
嘉夫もちょっとはがんばれ!

短編集なので読みやすい反面、ちょっと物足りない感もありますが、
「物足りない」と言うより「もっと読みたい」だけなのかもしれません。
続巻もあるので、また読もう。

久しぶりにラブコメ的な物語を読んだので楽しかったっていうのもありますが、
過剰なツンデレや萌えのない、昔ながらのラブコメ、好きです。

なんだかラブコメ漫画が読みたくなったぞーー!

時期的にはこの本より後の漫画だと思うんですが「あやつり左近」を持っているので、なんかあの絵で再生されてしまった。
キャラ的にも似てる感じですが、あやつり左近での人形「右近」と鞠夫は性格こそ似てるけど頭脳のほうは……。

キャラや設定がしっかりしてる分、こたつ人形の方が好きかなぁ。
「あやつり左近」はオカルト風味なので、あれはあれで良いけど。
絵が小畑健なので綺麗ですし。

正式には「人形(からくり)草紙あやつり左近」なのですが、アマゾンのリンクのタイトルが、
ただ「人形」に……。略しすぎ!なんかこえーよ。

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2010年4月10日 (土)

本【のはなし にぶんのいち/伊集院 光】

のはなしにぶんのいち/伊集院 光

のはなし文庫版が発売してました。

この「のはなし にぶんのいち」は「のはなし」の文庫版で、
イヌの巻とキジの巻の二冊に分冊されている。
単行本を持っている身としては複雑な気持ちですが、
イヌに「まえがき、なかがき1」キジに「なかがき2、あとがき」
が書き下ろしされているし、写真も全部カラーなので良しとしましょう。

新しく収録された写真は、どこか懐かしい感じのする町並みが多く、
よく見るとなんだか“可笑しい”部分が……というものから、
ストレートに面白いもの、物語性のあるもの、ちょこっと解説もあり、その解説で笑えるものも。
自画自賛していた「嘘八百屋」って名称はかなり良いと思うよ!
馬鹿パークの項で繰り広げられている動物ワールドも味わい深い!
歯医者の「歯」キャラやたこ焼き屋の「タコ」キャラといったキャラクターを集めたものも面白かった。

ラジオでも言ってた、犬の糞まで書いてあるフンの持ち帰りを促す看板の、
某ソースに描いてあるようなブルドックが「フン」と言ってる看板に撃沈w

写真と、それを撮った時の話やコメントで一冊作ってもいいんでない?
前にラジオでやってた大バカの壁(だっけ?バカなラクガキを送ってもらうコーナー)みたいに、
投稿形式で選別しても良さそうだし……。
テレビの「ナニコレ珍百景」でも同じような顔に見える家や物の投稿があったように、
「フェイスハウス」は近所にもかなりあるので、道を歩くのが楽しくなりますね。
実際に写真に収める場合は注意しないといけませんが。

本編だって勿論面白い。
ラジオリスナーは聞いた事のある話も多いと思いますが、
話の成り行きを知っていたとしても面白く読めてしまうんです。
むしろ「ラジオで話した時はものすごい脇道にそれてたな……」
などと思い出すスイッチにもなります。
文章は意外にも落ち着いていて読みやすいし、共感するものも多い。
言葉選びも秀逸で、「仁義なき汗だらだらカニデブ新宿編」なんて、
字面だけでも相当な面白なのに本編をばっちり凝縮している。

伊集院光の書く懐かしい話や子供時代のはなしが好きだ。
面白く、時に悲しくもある、のすたるじーなのです。
愚痴的な事すら面白くすることが出来る人ってあんまり居ない。
ただ、フリマのババアの話は何度みてもムカつくなぁ……。

「読んで楽しい」に、さらに「見て楽しい」も加わった「のはなしにぶんのいち」
とにかく買いなのです。

めちゃくちゃ褒めていて気持ち悪いかもしれませんが、
本当に面白いんだからしょうがない!

「のはなしに」の文庫版はまだ未定みたいです。
サルの巻(発売未定)とあとがきにかいてありました。
「のはなしに」は分冊じゃないのか?それとももう一冊は「おにの巻」「ももたろの巻」
じじいの巻、ばばあの巻、もも、きびだんご、鬼ヶ島……
うわー!めっちゃ出せるじゃん!
そもそもイヌ、キジにした由来を知らないけど。

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新番組【イジュウインパーク】

MXテレビで始まった伊集院の新番組見ました!
正式名称は「IJP イジュウインパーク」ですが、
新聞では伊集院Pとなっていたので略名はイジュPで良いですか。
と思ったら、みんなIJPってプリントされたTシャツを着てました。
イジュぴーの方が良いと思いませんか!?
イジュぴー、柿ピー、のり……思いませんね!内Pと被るしね……。

それはさておき、伊集院の首筋あたりからチラチラのぞく、
壁に書かれたNEWSの文字で掴みはバッチリ。
本当にNEWSって書いてある!と笑って満足。
マジで使い回し、というか隙間での撮影なんだなぁ。

伊集院が動くとチラっと見える感じが何とも良いですね。
NEWSチラリズム、何とも高尚な響き……。
すでに伊集院が見たかったのかNEWSの字が見たかったのかわからない状態に。

ぱっと見全然知らない芸人が沢山居ましたが、
声を聞くとすぐわかる、ラジオでお馴染みの若くない若手芸人などが出演していました。

この無名芸人達がついったーで質問に答えてくれる、という誰得な(失礼)企画や、
写真のコーナーが紹介されていました。
のはなし文庫版に収録された写真もちょっと出てきてました。
フェイスハウス(顔っぽく見える家)の紹介は「のはなし」の文庫でみたものが多かった、
ってかほとんどでしたが、
キジの巻の「まだまだあるぞ!フェイスハウス」の項、
下段の写真の人(家)は電話をしている所だった事が判明!

「デジタル」はともかく「ド根性」を押しまくる理由は良く分かりませんが、
写真のコーナーは結構楽しみしておこうと思います。


独り焼肉の件は水に流して「あごのお姉さん」白鳥とからみたい猛者はツイッターに急いでログインだ!!
4人の無名芸人に私もなにか質問をしてみようかと思いましたが、
思ったよりツイッターの使い方を理解していなかったのでやめときます。
一応フォローはしておきましたが、そもそもツイッターの使い方所か、楽しみ方が良く分からないんです。
「リプライ」なんて今日初めて聞いたし。

イジュPサイトwww.mxtv.co.jp/ijp/ファミ通の写真と同じじゃねーか!?な顔写真。

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2010年4月 8日 (木)

本【太陽の塔/森見 登美彦】

太陽の塔/森見登美彦

初めて出来た彼女に、クリスマス直前に振られた主人公。
振られて尚、彼女「水尾さん」を「研究」する。
京大休学中のモテない男とその仲間の妄想と日常。

小難しい文体で非モテの内情を皮肉交じりに書いていてクスッとする
……のは5ページ位まで。ずっと続くのはキツイ。

インテリストーカーの内面をひたすら小難しい言葉を選んで書いているだけなので、
現代文学というより文学風ギャグなのでは……。
地名とかは京都のものなんだろうけど、別に必要性ないですし。

自分の感想は、

ごめん、正直気持ち悪い。

なぜだか、昔アルバイトをしていたCD屋で商品を盗んで転売してクビになったおっさん(実は若い)の顔が浮かんできてしまった。
もはや名前も思い出せない人物だが、この主人公の語り口がどことなく似ているような……。
そう思ったが最後、髭と眉だけ異常に濃い顔にニヤニヤ笑いをうかべた若ハゲのイメージが!!

こんな風貌(脳内イメージなのであしからず)の奴がストーカー行為をする話……。
主人公のイメージは大事ですよ。間違ってもデコ油のてかてかした顔をうかべてはいけません。
自分の脳内で「不快ではない程度の冴えないインテリ」をイメージできれば良かったかと。

選んでね!→全国童貞連合

振られ男とその仲間がクリスマスに対する恨みつらみを述べているのですが、
こっちから言わせてもらえば?クリスマスに集まる友達が居ていいじゃん?
独り身だけど一人ではないよね。
本当に一人の人間には、友人と一緒にクリスマスを呪う事すら眩しいのです。
こっちは去年のクリスマスの記憶すらないわ!

……もう涙が止まんない。

言い回しなんかは面白い箇所もあったのでネタ的に読むのは良いかも。

しかし、虫、それも【自主規制】の描写(しかも大量)によって再読の意欲もなくなってしまうのでした。

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2010年4月 7日 (水)

本【十角館の殺人/綾辻行人】

十角館の殺人/綾辻行人

大学のミステリー研究会のメンバーが訪れた「角島」(つのじま)は、
半年前に島の持ち主「中村青司」を含む4人が死亡する凄惨な事件が起きた島だった。

事件の際に本館は焼け落ちていたが、残った別館の「十角館」に滞在することに。
無人島生活を楽しむつもりの一行に、事件を予告するような出来事が……。

一方本土では、元ミステリー研究会の江南(かわみなみ)もとに、死んだ筈の「中村青司」名義の手紙が届いていた。

いやー騙されました。
終盤の“あの”セリフの所で「えっ!!??……あぁ~」となりました。
色々思い込まされたというか、勝手に騙されてたって感じです。

そして、偶然にも先週『そして誰もいなくなった』を読んだのでニヤリ。
登場人物自ら『そして誰もいなくなった』との類似点を挙げたりしてます。

登場するミステリー研究会のメンバーは海外の推理作家の名前(あだ名)で呼び合っていて、
「アガサ」とか「ポウ」とか呼び合うのがなんか面白い。
日本人の面して「おい、ルルウ」とか「エラリイさん」とか言ってる思うとw

しかし、名前についても最後には、巧いな……とちょっとニヤリ。

こいつらとは友達にはなりたくないな、と思いながら読んでいましたが、
殺されるほど悪い奴らでもなかったよな……。
やっぱり復讐っていうのは虚しさが残りますね。

島の中で起こる殺人事件と、本土で届いた手紙から過去の事件の謎を調べる江南の様子が交互に書かれています。
なかなか事件が起きないもんで「はやく死ねよ!」とか思ってた自分が恥ずかしい!
150ページ辺りからもう、どんどん……ね。

著者の綾辻氏本人が「文庫版あとがき」で「久しぶりに読み直してみて、あまりの下手さに逃げ出したくなりました」
とか謙虚に書いててほほえましい。
本人の謙虚なあとがき付きってなんとなくうれしいです(出版から20年位経ってるけど)

私は古本で買ってしまったんですが、
新装改訂版の方がおすすめかも?
ソースはアマゾンのレビュー。

綾辻氏の嫁さんである小野不由美さん原作の『屍鬼』(漫画版?)がアニメ化決定したそうです。
あの「ノイタミナ」枠で……。
オサレな屍鬼は7月放送予定!
公式サイト→http://www.okiagari.net/

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2010年4月 3日 (土)

本【そして誰もいなくなった/アガサクリスティー】

そして誰もいなくなった/アガサクリスティー

今更!?と言われそうな超有名作品ですが、今までなんで読まなかったんだろう……面白かった。
布団の中にまで持ち込んで一気読みでした。

謎の人物、U・N・オーエン氏によって「インディアン島」に集められた10人の男女。
それぞれ接点のない人々だったが、全員が過去に“法に裁かれていない犯罪”を犯していた。
招待主不在の食卓で、謎の声によって告発された過去の犯罪、
部屋に飾られたインディアンの子供が一人ずつ減っていく童謡、
テーブルに置かれた10体の人形、現れないオーエン氏。

そして童謡のとおりに一人ずつ人数が減って行き、
その度に人形も消えている。
隠れる場所もない孤島で次々と事件が起こる。

「オーエン氏はわれわれの中の一人なのだ!」

やはり有名なだけあって面白かったです。
怖さはそれほど感じなかったのですが、
それはこの作品のパロディーが世に溢れているからなのでしょう。
孤島に行けば嵐が来る
童謡の類が出てくればそのとおりに人が死ぬ
そんな常識が確立された世の中なのです。
あ、でも皆で部屋に集まっても「犯人と一緒に居られるか!俺は部屋に行くぞ!」って人は居ませんでしたね……。

怖いといえば、死体ゴロゴロの島に最初に救助に行った人はさぞ怖かったでしょうね。
犯人が残っている可能性もある訳だし。

一応推理しながら読みましたが、
最後手前の警察の会話の所でやっと犯人が解りました!中途半端に……
どうせなら最後の最後まで騙されたかったなあ。

久々に海外の小説を読んだら、名前が覚えられなくて大変だった。
何度も何度も冒頭の人物紹介と罪状が読み上げられるシーンに戻って再確認してしまった。歳かな。
でも本のサイズがちょっと大きめで、字も普通の文庫より少し大きくて読みやすかった気がします。
しかも、どんどん人が居なくなるので、覚えられないという悩みはなくなりますよ。
長すぎずみじか過ぎず、ちょうど良い感じです。

ここだけの話、最後には、な、なんと!誰もいなくなるんですよ!!びっくりだね!

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