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2010年4月 8日 (木)

本【太陽の塔/森見 登美彦】

太陽の塔/森見登美彦

初めて出来た彼女に、クリスマス直前に振られた主人公。
振られて尚、彼女「水尾さん」を「研究」する。
京大休学中のモテない男とその仲間の妄想と日常。

小難しい文体で非モテの内情を皮肉交じりに書いていてクスッとする
……のは5ページ位まで。ずっと続くのはキツイ。

インテリストーカーの内面をひたすら小難しい言葉を選んで書いているだけなので、
現代文学というより文学風ギャグなのでは……。
地名とかは京都のものなんだろうけど、別に必要性ないですし。

自分の感想は、

ごめん、正直気持ち悪い。

なぜだか、昔アルバイトをしていたCD屋で商品を盗んで転売してクビになったおっさん(実は若い)の顔が浮かんできてしまった。
もはや名前も思い出せない人物だが、この主人公の語り口がどことなく似ているような……。
そう思ったが最後、髭と眉だけ異常に濃い顔にニヤニヤ笑いをうかべた若ハゲのイメージが!!

こんな風貌(脳内イメージなのであしからず)の奴がストーカー行為をする話……。
主人公のイメージは大事ですよ。間違ってもデコ油のてかてかした顔をうかべてはいけません。
自分の脳内で「不快ではない程度の冴えないインテリ」をイメージできれば良かったかと。

選んでね!→全国童貞連合

振られ男とその仲間がクリスマスに対する恨みつらみを述べているのですが、
こっちから言わせてもらえば?クリスマスに集まる友達が居ていいじゃん?
独り身だけど一人ではないよね。
本当に一人の人間には、友人と一緒にクリスマスを呪う事すら眩しいのです。
こっちは去年のクリスマスの記憶すらないわ!

……もう涙が止まんない。

言い回しなんかは面白い箇所もあったのでネタ的に読むのは良いかも。

しかし、虫、それも【自主規制】の描写(しかも大量)によって再読の意欲もなくなってしまうのでした。

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