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2010年4月 3日 (土)

本【そして誰もいなくなった/アガサクリスティー】

そして誰もいなくなった/アガサクリスティー

今更!?と言われそうな超有名作品ですが、今までなんで読まなかったんだろう……面白かった。
布団の中にまで持ち込んで一気読みでした。

謎の人物、U・N・オーエン氏によって「インディアン島」に集められた10人の男女。
それぞれ接点のない人々だったが、全員が過去に“法に裁かれていない犯罪”を犯していた。
招待主不在の食卓で、謎の声によって告発された過去の犯罪、
部屋に飾られたインディアンの子供が一人ずつ減っていく童謡、
テーブルに置かれた10体の人形、現れないオーエン氏。

そして童謡のとおりに一人ずつ人数が減って行き、
その度に人形も消えている。
隠れる場所もない孤島で次々と事件が起こる。

「オーエン氏はわれわれの中の一人なのだ!」

やはり有名なだけあって面白かったです。
怖さはそれほど感じなかったのですが、
それはこの作品のパロディーが世に溢れているからなのでしょう。
孤島に行けば嵐が来る
童謡の類が出てくればそのとおりに人が死ぬ
そんな常識が確立された世の中なのです。
あ、でも皆で部屋に集まっても「犯人と一緒に居られるか!俺は部屋に行くぞ!」って人は居ませんでしたね……。

怖いといえば、死体ゴロゴロの島に最初に救助に行った人はさぞ怖かったでしょうね。
犯人が残っている可能性もある訳だし。

一応推理しながら読みましたが、
最後手前の警察の会話の所でやっと犯人が解りました!中途半端に……
どうせなら最後の最後まで騙されたかったなあ。

久々に海外の小説を読んだら、名前が覚えられなくて大変だった。
何度も何度も冒頭の人物紹介と罪状が読み上げられるシーンに戻って再確認してしまった。歳かな。
でも本のサイズがちょっと大きめで、字も普通の文庫より少し大きくて読みやすかった気がします。
しかも、どんどん人が居なくなるので、覚えられないという悩みはなくなりますよ。
長すぎずみじか過ぎず、ちょうど良い感じです。

ここだけの話、最後には、な、なんと!誰もいなくなるんですよ!!びっくりだね!

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