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2010年4月10日 (土)

本【のはなし にぶんのいち/伊集院 光】

のはなしにぶんのいち/伊集院 光

のはなし文庫版が発売してました。

この「のはなし にぶんのいち」は「のはなし」の文庫版で、
イヌの巻とキジの巻の二冊に分冊されている。
単行本を持っている身としては複雑な気持ちですが、
イヌに「まえがき、なかがき1」キジに「なかがき2、あとがき」
が書き下ろしされているし、写真も全部カラーなので良しとしましょう。

新しく収録された写真は、どこか懐かしい感じのする町並みが多く、
よく見るとなんだか“可笑しい”部分が……というものから、
ストレートに面白いもの、物語性のあるもの、ちょこっと解説もあり、その解説で笑えるものも。
自画自賛していた「嘘八百屋」って名称はかなり良いと思うよ!
馬鹿パークの項で繰り広げられている動物ワールドも味わい深い!
歯医者の「歯」キャラやたこ焼き屋の「タコ」キャラといったキャラクターを集めたものも面白かった。

ラジオでも言ってた、犬の糞まで書いてあるフンの持ち帰りを促す看板の、
某ソースに描いてあるようなブルドックが「フン」と言ってる看板に撃沈w

写真と、それを撮った時の話やコメントで一冊作ってもいいんでない?
前にラジオでやってた大バカの壁(だっけ?バカなラクガキを送ってもらうコーナー)みたいに、
投稿形式で選別しても良さそうだし……。
テレビの「ナニコレ珍百景」でも同じような顔に見える家や物の投稿があったように、
「フェイスハウス」は近所にもかなりあるので、道を歩くのが楽しくなりますね。
実際に写真に収める場合は注意しないといけませんが。

本編だって勿論面白い。
ラジオリスナーは聞いた事のある話も多いと思いますが、
話の成り行きを知っていたとしても面白く読めてしまうんです。
むしろ「ラジオで話した時はものすごい脇道にそれてたな……」
などと思い出すスイッチにもなります。
文章は意外にも落ち着いていて読みやすいし、共感するものも多い。
言葉選びも秀逸で、「仁義なき汗だらだらカニデブ新宿編」なんて、
字面だけでも相当な面白なのに本編をばっちり凝縮している。

伊集院光の書く懐かしい話や子供時代のはなしが好きだ。
面白く、時に悲しくもある、のすたるじーなのです。
愚痴的な事すら面白くすることが出来る人ってあんまり居ない。
ただ、フリマのババアの話は何度みてもムカつくなぁ……。

「読んで楽しい」に、さらに「見て楽しい」も加わった「のはなしにぶんのいち」
とにかく買いなのです。

めちゃくちゃ褒めていて気持ち悪いかもしれませんが、
本当に面白いんだからしょうがない!

「のはなしに」の文庫版はまだ未定みたいです。
サルの巻(発売未定)とあとがきにかいてありました。
「のはなしに」は分冊じゃないのか?それとももう一冊は「おにの巻」「ももたろの巻」
じじいの巻、ばばあの巻、もも、きびだんご、鬼ヶ島……
うわー!めっちゃ出せるじゃん!
そもそもイヌ、キジにした由来を知らないけど。

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