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2010年4月 7日 (水)

本【十角館の殺人/綾辻行人】

十角館の殺人/綾辻行人

大学のミステリー研究会のメンバーが訪れた「角島」(つのじま)は、
半年前に島の持ち主「中村青司」を含む4人が死亡する凄惨な事件が起きた島だった。

事件の際に本館は焼け落ちていたが、残った別館の「十角館」に滞在することに。
無人島生活を楽しむつもりの一行に、事件を予告するような出来事が……。

一方本土では、元ミステリー研究会の江南(かわみなみ)もとに、死んだ筈の「中村青司」名義の手紙が届いていた。

いやー騙されました。
終盤の“あの”セリフの所で「えっ!!??……あぁ~」となりました。
色々思い込まされたというか、勝手に騙されてたって感じです。

そして、偶然にも先週『そして誰もいなくなった』を読んだのでニヤリ。
登場人物自ら『そして誰もいなくなった』との類似点を挙げたりしてます。

登場するミステリー研究会のメンバーは海外の推理作家の名前(あだ名)で呼び合っていて、
「アガサ」とか「ポウ」とか呼び合うのがなんか面白い。
日本人の面して「おい、ルルウ」とか「エラリイさん」とか言ってる思うとw

しかし、名前についても最後には、巧いな……とちょっとニヤリ。

こいつらとは友達にはなりたくないな、と思いながら読んでいましたが、
殺されるほど悪い奴らでもなかったよな……。
やっぱり復讐っていうのは虚しさが残りますね。

島の中で起こる殺人事件と、本土で届いた手紙から過去の事件の謎を調べる江南の様子が交互に書かれています。
なかなか事件が起きないもんで「はやく死ねよ!」とか思ってた自分が恥ずかしい!
150ページ辺りからもう、どんどん……ね。

著者の綾辻氏本人が「文庫版あとがき」で「久しぶりに読み直してみて、あまりの下手さに逃げ出したくなりました」
とか謙虚に書いててほほえましい。
本人の謙虚なあとがき付きってなんとなくうれしいです(出版から20年位経ってるけど)

私は古本で買ってしまったんですが、
新装改訂版の方がおすすめかも?
ソースはアマゾンのレビュー。

綾辻氏の嫁さんである小野不由美さん原作の『屍鬼』(漫画版?)がアニメ化決定したそうです。
あの「ノイタミナ」枠で……。
オサレな屍鬼は7月放送予定!
公式サイト→http://www.okiagari.net/

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