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2010年5月

2010年5月30日 (日)

【宝島社】ぶんこちょストラップが届いた!

宝島社からぶんこちょグッズが届きました!

文庫本キャンペーン三枚コース、ぶんこちょストラップ
Photo
片手を上げてごあいさつ。
なんか哀愁漂ってますね。

ふふふ、これでニセぶんこちょ日和ぶんこちょのブログができる!!
ぶんこちょの公式設定、口癖の「~なの」を付けて文章を書くだけで、
アラ不思議!ぶんこちょブログの完成です。

「宝島文庫が主食なの(本当)
「つまらない本はケツを拭く紙にもなりゃしないの~」
「yonda?がライバルなの。 ん?犬と蜂はすっこんでろなの~」
「角川うんこのハッケンブログが更新されない所を見ると、この世に発見なんてない事を思い知らされるの!」

「AKB48の前田なんとかちゃんの顔のパーツが真ん中に寄ってる事より、
勝間和代の顔が左右に引っ張られてる事の方が気になるの」


「瑛太の鼻がアメリカ人コントの付け鼻に見えてしょうがないなの」

単に言い辛い事に「なの」を付ける事によって責任をなすり付ける荒業でした。
裏ぶんこちょ日和としてこれからも……やりません。
Photo_2
主食の宝島文庫「のはなし」文庫版のキジと比較。
携帯に付けるにはちょっと大きいですが、
ぬいぐるみなので触り心地が良い。

三冊買って貰えるならもう一口くらい応募してもいいかも~なの。

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2010年5月29日 (土)

本【姉さま人形―余々姫夢見帖―/和田はつ子】

姉さま人形 ―余々姫夢見帖―/和田はつ子

しまった!シリーズ二作目を最初に読んでしまった!!
裏表紙を見たらちゃんと書いてあったのに……!

まぁ身分や周囲の人々の説明は今作でもきちんとされているのでそれほど問題はありません。
前作での事件に軽く触れているので、一作目から読むに越した事はないと思いますが。

あらすじ:
将軍家の娘でありながら、主人以外に身分を隠して池本家に寄宿している余々(よよ)姫。
池本家で唯一姫の身分を知っている方忠と、
姫を自分の子供のようにかわいがる妻、亀乃そして二人の息子総一郎、信二郎と生活をしていた。

余々姫には不思議な能力があり、
亡くなった人間が夢を通じて何かを伝えてくる。

余々姫が夢を元に事件を解決する書き下ろし短編集。

姉さま人形
兄弟凧
あやかし姫
闇のささやき

4編収録。

一話完結の短編で、それぞれよよ姫が見た夢の内容から事件の真相にせまる、という、
超能力探偵のような作品。
ほのぼのとした生活の一コマや余々姫の恋心も書かれていたりして、
時代物の少女漫画っぽい感じです。

よよ姫が上品で可愛らしいし、
草餅や白玉といったお菓子が度々出てきて、とてもおいしそう!
無性に和菓子が食べたくなってしまいます。

そして、字がちょっと大きめで読みやすい。

姫の能力が凄くて、
普通に霊と会話する事は勿論、雷をまったく怖がらなかったり(自作の御札で鎮められたり)、酒にも強かったり、
サブタイトルは「余々姫最強伝説」にした方が良いのではないかと思うほど。
色々思い悩む描写もあるので不自然と言うほどではありませんけど……
まばたき一つで白昼夢を見るってのはちょっといき過ぎ?

よよ姫は城と屋敷を行き来するのみで外に出られない為、
周りの人間に相談したり、能力を知っている人に協力を仰いで解決の糸口を見つけるので、
スリルは感じられないです。
よく言えば穏やかですが、多少盛り上がりに欠ける。
それと、能力を信二郎以外には隠しているのに、夢で見た映像の事を初対面の人に問い詰めるのはどうかと……。

最後は含みのある終わり方がニクいですね。
どうなる総一郎!

コチラが一作目のようです。

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2010年5月28日 (金)

本【あやし/宮部みゆき】

あやし/宮部みゆき

時代物怪談短編集。
いいぞいいぞ!変な長い小説理由のレビュー参照)より断然良いぞ!
(長くても良いのはいっぱいあるけどね)

居眠り心中
影牢
布団部屋
梅の雨降る
安達家の鬼
女の首
時雨鬼
灰神楽
蜆塚


9編収録。

「布団部屋」は、新潮文庫の『七つの怖い扉』に収録されていたので読んだ事がありました。
あと「居眠り心中」の冒頭、問屋の主人が趣味で染めた手拭いを配った話はどっかで見たことがあるんだけど……思い出せない。
お話全体を読んだ事がある訳ではないので、どこかで手拭い心中の件だけ読んだんだと思うんだけどなぁ……。モヤモヤ。

全体的にさらりと読めてじわりと怖い。
不思議な事柄への怖さあり、人間の怖さあり、優しさも含まれる。

トイレに行けないタイプの怖さじゃなくて、しっとりと背後に感じる怖さ。

「梅の雨降る」と「安達家の鬼」がお気に入り。
次いで「居眠り心中」「影牢」「布団部屋」「女の首」……どれも面白かった。

いくつかあらすじと感想を。

「梅の雨降る」
あることをきっかけに床に伏せっていた姉の死を知らされる。
彼女が梅の木に掛けてしまった願いとは……。

人を呪わば穴二つ、的な。
誰にでもあるであろう感情が元になっているので、恐ろしくも悲しい。

「安達家の鬼」
女中上がりで嫁いだ安達家の義母は人を見る目が鋭く、
商いでも義母が認めなければ進めないという。
他の人の話によると義母の部屋には、目に見えない何かが居るようだ。

タイトルでわかると思うのでネタバレすると、

義母の傍には「鬼」が居て、それは鏡のように自分の心を映した姿で現れる。
心にやましい事のある人間は恐ろしい鬼の姿を見て、それが自分の本性とも知らず向こうから逃げていくのだという。

後半の義母の昔話と鬼を感じる事のなかった嫁の前に現われる鬼の描写がドラマチックでスゲー良い!
自分の前に鬼が出てきたら、どんな風に見えるんだろうなぁ。

「時雨鬼」も鬼を扱っていますが、似ているようでまったく違う味付けになっています。

「女の首」
母親を亡くし、身寄りのなくなった男の子があるお店に奉公にでる事に。
昔から声を出さない子供だったが、お店に優しく迎えられ、
ある日納戸部屋の片付けを手伝っていると、押入れの唐紙(から紙・唐から伝わった美術紙のふすま)に女の首が描かれていた。
驚く事に、それは自分の目にしか映っていないようだ。

亡き母の愛情にほのぼのしつつも女が怖い。
「なんでまた、カボチャを」っていう終り方が素敵。
カボチャにはそれはそれは綺麗な神様がいるんやでぇ※そんな台詞は出てきません。

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2010年5月27日 (木)

本【ネフィリム 超吸血幻想譚/小林泰三】

ネフィリム 超吸血幻想譚/小林泰三

あらすじはアマゾンからコピペして来ました。

最強の吸血鬼と怖れられたヨブは、暴漢に襲われていた少女・ミカを救う。
彼女の純真な心に魅かれたヨブはミカとの約束で血を吸うことを禁じた。
だがそのために力を失ったヨブを屈強の者が狙う!
妻と娘の復讐のために吸血鬼殺戮組織に入隊した人間・ランドルフ。
吸血鬼を喰らい強力なものへと進化を遂げる追跡者・J。
この三つ巴の戦いから壮大な神話が幕開く。(「BOOK」データベースより)

なんだか、打ち切りになった深夜アニメを見たような気持ちだ。
これ、小林泰三の黒歴史じゃないか?

吸血鬼に「最強」言い過ぎ!最強の大安売り!
 最強クラスと謳われる吸血鬼がヨブの他にも居て、しかもすぐ死にます。
吸血鬼のカップルも複数出てくるけど、あれは何なんだろう。

・ヨブへ送る言葉「なぜベストを尽くさないのか」
 なんで血を吸うのを止めたのかもよく分からないこいつには、まさにこの一言しかない!

最大の疑問、結局ミカは何だったの?
 ぜんぜん可愛くもないし、台詞もただの偽善的な物にしか思えない。

「血を吸うなんてヒドイ事~うんたら」とか言ってるのに、
ヨブの暗殺稼業でおまんま喰うんかい!
知らされてないのか何なのか、その辺には一切触れられてません。
どっかの保護団体並の偏った思想?

何か理由があっての発言なのかとも思いましたが、
最後まで何も明かされず……。
記憶を失っていると言われたりしていましたけど、
なぜ血を吸ってはいけないのか、
その理由が語られなければ、ただの綺麗事にしか映らないんですよね。

そもそも、人間が血を吸われて死んだら吸血鬼として復活する、という話だけど、
死なない程度に血を吸うのは不可能なのか?
ヨブみたいに理性を保って女の子を守ろうとしているならできそうだよな……。
って、どっちでもいいか。

とにかく、萌えない幼女=無価値!
ラノベなら可愛い挿絵の一つでも付いて良い印象になったのかもしれません。

「ヨブは血が吸いたいのに、わたしのために我慢しているの?」
「ごめんね、ヨブ」
「でも、わたしはヨブに人の血を吸って欲しくないの」

なにが「マイクロウージーなんて使えないわ」だ!!

萌えない通り越してイラッとする。

主人公としてはヨブより、妻と娘を吸血鬼に殺されたありがち設定のランドルフの方が良い。

「歯型だって?(吸血鬼が)歯医者にでも通ってたのか?」部下シカト
ここだけちょっと笑ってしまった。

あと、カーミラっていう最強の(笑)吸血鬼が出てくるんですが、
吸血鬼カーミラといって思い出すのはガラスの仮面の亜弓さんですね!
ガラスの仮面17巻のカーミラを演じている亜弓さんはカッコイイから好きですよ。
(劇のシナリオはレ・ファニュの小説が元ネタ。実は持ってるけど未読)

ネフィリムに出てくるカーミラは、自分のこと姫って言うんだ、イタい子……!!
最後くらいランドルフと対決させてやれば良かったのに。

……これ、本当に小林泰三の作品なのか?
ヘモグロビンがうんたらとか、吸血鬼の説明もあるにはあるけど、
肝心の物語に惹き込まれないんじゃしょうがないよ……。

まさか「小林やすみ」じゃなくて「小林たいぞう」でした~とかいうオチじゃ……。
……むしろその方が良かった。



追記:本のサブタイトル修正しました。

吸血鬼幻想譚じゃなくて「超吸血幻想譚」でした^^;
超吸血……w

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2010年5月26日 (水)

【怪談レストラン】5月25日

「怪談レストラン」のタイトルのロゴがでる時に
「うぅ~」っていう声のSEが……前から入ってたっけ?

前菜「うで」

アコの通う学校には校舎が二つある。
主に使われているのは南校舎で、
北校舎は子供の数が少なくなった現在は殆ど使われていない。

ある日先生に頼まれて、一人北校舎に行ったアコ。

普段から不気味な感じがしていた、という二階の廊下で
何者かに手を掴まれて振り返るが、そこには何も居ない。
怯えたアコはショウ君に話す。

するとうしろから
「そんな感じがしただけでしょう?」

誰?と思ったらレイコっぽい髪型と服装の女の子が。
声は完全にレイコなんですけど……。
作画がんばれ!

「普段から幽霊とかお化けとか、普段からそんな事ばっかり考えてるからよ」

顔以外はいつも通りで、まったく信じないレイコ。

ふと、アコが掴まれた手首を見ると、そこにはアザが……。
「なにこれ……アザが!」
「…… 変な事言わないでよ、ほかの時についたアザじゃないの?」

一瞬ビビった顔をしたのは見逃せませんね。

「嘘つかないでよ」
「嘘じゃない!」といつもの軽い口論。

ショウ君がビデオを持ち「嘘か本当か、今から行って確かめてみよう」
ビデオ、いつも持ってるのか……。
ていうか何の時間なんだろう。昼休み?授業ないの?

「やっぱりやめようよ……」と乗り気でないアコにショウ君は

「嫌なら帰っていいよ。無理に付き合う必要はない」

うっわ!サイテー!この台詞はちょっと株が下がるんじゃないか?
あと、レイコをソロ撮影すんなよテメーは!

「私は平気よ!そんなの信じてないから!」と得意げなレイコ。
レイコとショウ君がスタスタ歩き出すので結局ついていくアコだったが、
廊下に居ても何も起きず、「霊現象は待ち構えていると起きにくい」らしいので帰る事に。

結局ショウ君がレイコの撮影をしただけで終わりかと思ったその時……

引き返すレイコの背後に手が伸びて来て、

ガシッ!!

レイコはビクッとして振り返るが、振り返っても誰も居ない。

一呼吸置いてから、校舎中に響き渡る悲鳴を上げる。

アコよりビビリじゃないかっ!
最近のレイコは一話に一回悲鳴上げてるんじゃないか?
これでまだ心霊否定派なんだから凄い。

後日、「レイコは黙っていたはずなのに」北校舎の噂が広まり、
手首を掴まれた、引っ張られた、引きずられた、とエスカレートしていった。
雑誌(日刊?ヌーw) の心霊写真コンテスト、賞金10万円を見たクラスの男の子二人(不良っぽいあいつら)が北校舎に撮影に行く計画を立てる。

ショウ君が、
「やめておいたほうがいい」

この学校は昔お城で、北校舎のあたりには牢屋があったと説き、
牢屋に閉じ込められたまま死んだ人の霊が何かにすがろうと手を伸ばしている

学校が昔お城だったっていうのは前にもでてきましたね。
べんつぼ姫さまの話で……。
まぁ、たとえ何があったとしても因縁を付けるんだろうけど。

「面白半分であの場所に行かない方が良い」

お前がいうな!ビデオ撮影までしていたくせに……。

説得力ゼロの講釈に、もちろん「おまえらが写真撮って送るつもりなんだろう」と聞く耳をもちません。子分はビビっていましたが。

「ったく、世話が焼けるなぁ」じゃねーよ!
ヤロー相手だとやけに性格がきついショウ君。

放課後、忠告を聞かずに北校舎の廊下に来たら、さっそく腕に引っ張られ
壁に飲み込まれそうなオレンジの奴!(子分は逃げました)

間一髪、アコとショウ君が助けに来て
アコナレーション「それ以来、北校舎には誰も近寄らなくなったの」

終わりかと思いきや続きます。
「最初に撮ったビデオ(レイコのPV)憶えてる?」

アコ「なにも映ってなかったんでしょ?」

妙なノイズがあり、そこを静止画にしたものを印刷してきたというショウ君。

事件から少し時間が経ってるだろうにビデオ見たのか。
ったく何に使ったんだか……。

……とにかく、その写真には無数の腕が。

「それ、雑誌に送るの?」とアコが問うと、

「いや、やめておくよ」

「今も、あの手が見張っているから……」
(教室の掲示板から腕が出ている)

うでにも憑かれたのか……。
それにしても今回のショウ君はキツネ憑きの様な顔をしていましたね。

悲鳴以降レイコが出て来なかったけど、どうやって悲鳴のいいわけをしたのか気になる。

―――

メイン「あらしの夜」

狼とヤギが……っていうのは「あらしのよるに」
あの絵本、まさか記憶喪失とかのネタまで盛り込むとは思っていませんでした。

家族旅行の車内、わがままでゴネるブンタに、お父さんが怖い話しを聞かせる所から劇中劇がスタート。

夜中に電話があり、峠の向こうの村で事件があり、大勢負傷者が出たという知らせが。
嵐の中、車に乗って医者の男と娘が往診に行く。

村の人達は獣の爪で切り裂かれたような傷を負っていたが、
怪我を負ったのはなぜか大人ばかりで、子供は無傷だった。
皆一様に怯えていて、話が聞ける状態ではなく、
犯人も捕まっていないとの事。

手当てを終え、車で峠道を走っていると老婆が立っているのを見つける。
話を聞くと、道に迷ったと言うので車に乗せて再び進む。

車内でおばあさんに話しかける父、事件の話題に

「まったく、物騒な世の中だよ」

おばあさんがポツリと「犯人にも事情があったんだろう」

医者は「理由があったとしてもあんな怪我をさせるのはいけないよ……」

と、後部座席に座っていた娘が老婆の手に獣の様な爪があることに気がつく。
娘を睨む老婆の目が光り、手を掴まれる。

「あの村は酷い人間ばかりなんだよ」

旅をしていた老婆と孫が何日か前に村を訪れた。、
子供が病気になってしまい、助けを求めたが
病気がうつるのを恐れた村人達に追い払われる

ついに子供は息を引き取り、そのまま老婆も亡くなってしまった。

あまりの口惜しさに魂は成仏できなかった……

「だから殺ったのさ!!」

「おまえも切り裂いてやる!」
親子は車から逃げ出すが、
パンチの衝撃波(?)で2㍍くらい吹っ飛ばされるオヤジ。

娘が泣きながら父を守ろうとするのを見て、孫の姿を思い出した老婆は攻撃をやめ、消える。

この話……

アコ、最後のほうになるにつれて髪が伸びてますね。(関係なさすぎ)
雨のせいかな。ははは……しかし、むしろ下がり眉が可愛く見えた!
巨人の星の明子ねえちゃんみたいな服だったが。

で、「これがその峠なんだよ」

アコ一家の車に戻り、ブンタをビビらせてご満悦だったが、

道の脇に老婆が……。

固まるアコ一家。

車が老婆に近づく。

固まるアコ一家。

通り過ぎる老婆の目が緑に光り……

固まるアコ一家。

遠ざかって終わり。

オチ、なんやねん(笑)
最後、アコの固まった顔がギャグ。
しかも三回繰り替えしたせいでさらにギャグっぽくなってる。

次週も二話構成のようです。
デザートもださねえのか!このレストランは!


【おまけ】

雑誌ヌーの心霊写真コンテストの隣のページ。
Photo
恐怖!写真に写ってしまったのは……ティッシュ

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2010年5月25日 (火)

本【夜に聞く歌/阿刀田高】

夜に聞く歌/阿刀田高

「骨」「髪」「湯」「笑」「旅」「走」「星」「夢」「猿」「穴」
10編収録の短編集

入院中の子供の世話をする母親の耳にある歌が聞こえてくる。
過去に一方的に好意を寄せ、自殺をした男の好きな歌だった「骨」

「人に知られていない温泉がある」と言い残して失踪した先輩を捜す、
と言って山に登りそのまま帰って来ない旧友を探しに行く「湯」

交通事故で亡くなった友人の葬儀に現れた見知らぬ女「笑」

小さな公園で見つけたプラネタリウムを見るうちに子供の頃の記憶が蘇る「星」

バーで隣に座った男の相談は「彼女に死相が出ている、付き合うのはやめた方が
良い」と立て続けに言われたというものだった「猿」

うっすらと怖い話系なので、ちょっと物足りないような、
あっけないような感じもありますが、
阿刀田高の書く人物の孤独感とか枯れた感(失礼)がまったりと堪能できる。

全て漢字一文字の題名が付けられているんですが、
この題字が……、
Photo

「湯」

なぜか字が飛出してきている~!残像が~!!
漢字が素早く移動してんのか?
出て来る度に笑いそうになってしまう。

「骨」「髪」あたりは、まぁホラーっぽいタイトルですけど
「笑」で撃沈
Photo_2(笑)

なのに、話的に(この本の中では)「笑」が一番怖かったなぁ……

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2010年5月24日 (月)

本【文通/吉村達也】

文通/吉村達也

文通雑誌「ペンパル通信」にメッセージを載せた高校二年の片桐瑞穂。
男女からの手紙が四通届くが、内容は思っていたものと違い
趣味の合いそうもない人や、おばさん、おねえさまになって下さい、
といった自己中心的で、狂気を感じるものだった。

ただ一人、大学生の男性には好意を抱き、すぐに返事を書き文通を始めるが、

返事を出していなかった女の子からは「返事まってます」と手紙が届き、
おばさんからは、細かい描写で自宅に来た事を伝える手紙が……。
そして新聞で相手の一人が殺された事を知る。

筆跡・年齢・内容の異なる手紙には、ある共通点があった。

―――

実際に手書き文字のが出て来たりして、
最初は面白かった。最初はね。

手紙ページは本を横にしたりしないと見づらいので、
電車の中で読むのはやめたほうが良い。

結局は文通相手が家に来る、という人間の恐怖がメインになってしまっているので、
もうちょっと文通を交わしている描写があれば良かったのに。
三人には最初から文通を断ってるので、正確には文通雑誌の恐怖、か?

最初の方は、文通相手が家にまで来ている、とか結構ハラハラするし、
一体目的は何なんだろう、と読み進める事ができます。
が、
この女の子は……馬鹿……なのかな……。

文通雑誌に住所、名前、学校名などを載せてしまう冒頭からすでに全開ですけど。
今で言えば、ネットに顔写真やら住所やらをアップしてしまうような感じですね。

片桐瑞穂(`ェ´)ピャー

この子が、至る所で変な方向への行動をとってしまいます。

怯えるわりに相談できないのなんのと言い、
いざ事件が起こってからも隠し事をしたり、
さんざん住所をさらす事の危険さを説かれていたはずが、ポンと電話番号を教えたり、
果ては遥々遠くの男の家に一人押しかけようとしたり。
思慮が浅い所の話じゃないような気がします。

孤独が好きで、一人っ子でも寂しさを感じていない、と何度も強調してるわりに
なんだかんだで寂しがりで男好きのおばかちゃんじゃないか……。

ちなみにラストも(゚Д゚)ハァ?な感じ。
文通雑誌の存在意味も良く分からないまま。
すべてがイマイチ分からない作品でした。

ところで、背表紙とかアマゾンに書いてある「あらすじ」ネタバレしすぎじゃないか?
あらすじ以上の事柄が存在しないような気がする。

メールで始まる恋愛小説のお口直しに、手紙で始まる恐怖小説。
むしろお口汚しだった事はいうまでもない。

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2010年5月23日 (日)

本【レインツリーの国/有川浩】

レインツリーの国/有川浩

昔好きだった小説の感想をネットで検索した事から、
「レインツリーの国」管理人の女性とメールのやり取りが始まる。

メールを続けるうちに惹かれて行き、
会いたい旨を伝えるが、彼女は乗り気ではなかった。

何とか説得し会う事になったが、微妙に噛み合わない会話と、
腑に落ちない彼女の態度に疑問を感じる。

彼女には、彼に隠している秘密があった。

―――

ひゃあ!恋愛小説を読んでしまった!

最近、名前をよく見かける作家さんなので読んでおこうかなーと、
去年の夏にキャンペーンに乗じて買いました。

恋愛小説、といっても、内容は至って真面目で、
障害についても色々と詳しく書いてあります。

『図書館戦争』シリーズの『図書館内乱』にも出て来るお話らしいです。
その本は読んでいませんが、特に問題なく独立した一つのお話として読めました。

二人が実際に会う事になる、第二章のタイトル
「……重量オーバーだったんですね」
を見たときは、ものすごいデブちゃんが来るのではと……((´∀`))ワクワク

事の真相が解って、「なるほど」と思うと同時にクソヤローな自分にしょんぼり。

穏やかな話の流れではありますが、障害や、それぞれの葛藤に色々考えさせられる。

しかし、読みながらテンションが上がらず、二人がくっ付くように心から応援できない。
面白くなくはないんだけど……。
どちらの立場にせよめんどくせーと思ってしまうのは、自分がクソヤローだからかもしれない。

ブログの本の感想から始まる恋……か。

自分も、読んだ本の他人の感想を見るのが好きなので、
気持ちは良く分かります!

が!メールなんて来ないって!
アリエナーイ( ゚∀゚)アハハノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \

ハァ……。

それにしても、著者の「有川 浩」って読みが「アリカワ ヒロ」で、
しかも女性だったんですね。
著書と名前はよく見かけていたんですが、
今回初めて作品を読んで、あとがきで「私の夫が……」と書いていたのを見て、
はじめて「ヒロシ」ではないと云う事に気が付きました。

ちなみに自分は、石田衣良の事も名前だけを見て女性だと思っていました。
「らきすた」の作者も名前だけ見て女性だと思っていました。

マツコデラックスは……結局どっちだったんだっけ?
名前と顔を見ても未だに判りません。

どうでもいいし……。

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2010年5月22日 (土)

【CM】木村カエラではありません

パンパカぱんつ、ホットペッパぴぷぺに続く、
うざい木村カエラのCMが放送されていました。

「バイブ音がリアルでウザイ」でお馴染み、
渡辺謙の「わたしは彼の携帯です」のシリーズで、
堀北真希の携帯として木村カエラが登場。

「どんな時も傍にいるのは私」
「この子、泣いた顔も結構カワイイんだよ」

そして着信音にリングディンドンと奇妙なメロディを奏でます(しかも長い)
電話の後には
「彼氏?」
堀北「ちがうよー(照)」
てな具合に会話まで交わしています。

ずっとドコモを使っているんですが、なんでこう毎回小ウザいCMを作ってしまうのか……。
さすがにキャリア変更まではしませんが、このシリーズはもう作らなくて良い。

自分の携帯で例えるならこんな感じか。

ビシッ       / ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄\.(  人____)
   ,┤    ト|ミ/  ー◎-◎-)
  | \_/  ヽ    (_ _) ) <僕はキモオタではありません
  |  __( ̄ |∴ノ  3 ノ      森野のケータイです。
  |  ___)_ノ ヽ     ノ
  ヽ__) ノ    ))   ヽ


      / ̄ ̄ ̄ ̄\
     (  人____)
      |ミ/  ー◎-◎-)
     (6     (_ _) )<ゲームをしている時も、2ちゃんを見るときもいつも一緒!
      |/ ∴ ノ  3 ノ <この人、眠った顔も結構キモイんだよ♪
      \_____ノ,, 

     
      / ̄ ̄ ̄ ̄\
     (  人____)
      |ミ/  ー◎-◎-)
     (6     (_ _) )<ヴーヴー(万年マナーモード)
      |/ ∴ ノ  3 ノ
      \_____ノ,,



      / ̄ ̄ ̄ ̄\
     (  人____)
      |ミ/  ー◎-◎-)
     (6     (_ _) )<またマックからのメルマガ?
      |/ ∴ ノ  3 ノ  友達いないの?
      \_____ノ,,


:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  キ  じ  き  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ モ   つ   み  ノ:::::::::::
:::::::::::/  イ  に  は イ:::::::::::::
:::::  |  な。       ゙i  ::::::
   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''   ↓携帯
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、  ..    / ̄ ̄ ̄ ̄
/. ` ' ● ' ニ 、    (____人
ニ __l___ノ    (-◎-◎一
/ ̄ _  | i     ( (_ _)
|( ̄`'  )/ / ,..    ( ε   (∴
`ー---―' / '(__ )   ヽ____
====( i)==::::/      ,/ニ>>
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;
↑森野 ________人____
    /  ……おまえもな        \

     


ちなみに、ソフトバンク携帯の擬人化はこうだ!

       // ̄ ̄ ̄ ̄\
      彳丿       lヽ
      入丿ー□-□ーヽミ<ツイッターツイッター .
       l : .: (_:.::::._) :.:: :)
       ( ::..∴.ノ3(∴: ノ
      ⌒\_____ノ⌒


あなたの携帯はどうでしょうか……

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2010年5月21日 (金)

流行り神3【第弐話】

流行り神3【第弐話】

赤いちゃんちゃんこ

有名進学校の初等部である三階のトイレで血液が発見された。
検査の結果、女性の血液である事が判明するが、死体などはなく、
これまでにも何度か何者かによって学園に対する嫌がらせが行なわれていたことが分かる。

保護者や生徒達への対応に追われる教師陣、
一方生徒達の間では以前から件のトイレで「赤いちゃんちゃんこ」を目撃したという噂が囁かれていた。

編纂室コントは楽しめましたが、ストーリーの方はイマイチか。
オカルト・科学の両ルートがそんなに変わらない。
過去に起きた事が軸になっている割に核心がうやむやな気がする。
基本的に学校ネタは好きですけどね。

組織に関する話が幕間ごとの小出しすぎて、ちゃんと完結するのか不安だ。

【小ネタ】
校内の応接室のシーンで、窓に人の顔が!
3
シリーズおなじみの仕込みなんですが、話の中に出てくる人物(故人)の顔が窓にうっすらと映っていました。
最初は気が付かなかったのか、ランダムで発生するのかはわかりませんが、
既読率上げるためにプレイした三週目あたりで初めて発見。

【ホモネタ】
兄の居る大学に行こうと提案すると、賀茂泉警部補にブラコンと罵られ、否定する主人公。
じゃあゆうかさん目当てか、という話になるとすかさず小暮さん登場
 
小暮「お言葉ですが、先輩に限ってあんな小娘、なんとも思ってないであります!
   ですよね?先輩!?そうなんでしょ!?

 主人公(先輩)「な、なんで小暮さんが必死なんですか!?」

とにかく車に乗って兄さんの居る大学に移動する一行。

 小暮「……あんな小娘、……なんとも思ってないでありますよね?先輩」

小暮さんの瞳が微妙に潤んでいるように見えたのは、きっとぼくの気のせいだろう。

き……きんもー!(笑)

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2010年5月19日 (水)

本【心狸学・社怪学/筒井康隆】

心狸学・社怪学/筒井康隆

14編収録の短編集。

テンポ良く進み、それでいてなんとも馬鹿らしいエロコメディ。

ダッチワイフとかオナニーとか何回書くんだ!と。

一編毎にそれぞれ違った設定があり、
エロだったり、ブラックユーモアだったり、エロだったり
それなのに、妙に軽快に淡々と話が進んでいくギャップが凄い。
女性の表現と扱いの酷さにもちょっと笑う。

全編おかしい方向に大げさな世界観ですが、
心狸学編の「フラストレーション」がかなり狂ってる。

貞操堅固な女性たちへの反感からオナニーが大ブームになり、
「オナニスト」と称される男性が急増。
オナニーの入門書、手引書、果ては新聞、週刊誌、小説文学までが登場。
「オナニー入門」 「家庭での自慰百五十種」 「せんずり朝日」
「マスターベーションズ・ミステリ・マガジン」

……アホかーーーーー!!(笑)
「せんずり朝日」の字面が面白すぎ。

『心狸学・社怪学』を巻末の年表で見ると刊行は昭和44年。
実際ちょっと前にオナニー教本みたいなやつが話題になってたよなー、と、
アマゾンで検索してみると……。

「オナニー」でAmazon検索の結果(和書)

時代が……!時代が筒井康隆に追いつこうとしているッ!
しかも「関連サーチ: マスターベーション, 自慰.」(笑)

こういうの検索した後、トップページを見ると死にたくなりますよね!

今の所出てきていませんが、
あなたへのおすすめ→『男のオナニー教本』だったら……

やめろおおぉお!!

まぁ、別に誰が見るわけでもないからいいけどさ。
…………泣いてなんかいないよ!

さて、話を戻していきましょう。社怪学編の「近代都市」では
線路沿いの家に引越し、国鉄からばら撒かれる汚物の被害に遭う主人公。

「くそっ。お、おぼえていろ。きっと復讐してやるぞ」
私はあまりの口惜しさにおいおい泣きながらウンコ板をかかえて駅を出た。

>おいおい泣きながらウンコ板をかかえて

…………なんだこいつ(笑)

「マス・コミュニケーション」では、
千人斬り(殺しじゃない方)の家系に生まれた男が、
父の遺言によって父が果せなかった悲願の二千人斬りを目指す。

終盤は落語の様なリズミカルな文章で、バカバカしいのに壮大。

セックス、オナニー、ダッチワイフアンドロイドなど、
14編、どこをとってもおバカSF!

面白いけどお勧めはしない(笑)

あと、まさかここまで読んでいない、むしろ最初からアクセスすらしていないとは思いますが、女性の皆様すみませんでした。

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2010年5月18日 (火)

恐竜チョコエッグ

ダイソーに大量入荷していたフルタ「恐竜チョコエッグ」を購入。

このチョコエッグ、ただの恐竜フィギュアだけでなく、それぞれ骨格のバリエーションがあるのだ!
恐竜……浪漫です。っていうか!!むしろ骨の方がわくわく!

昔はよくチョコエッグを買っていたものですが、チョコ攻めが苦しく(適量なら美味しいんだけど)
「買うは安し、食うは難し」という脳内格言を体で覚えたので、今回は様子見として一つだけ購入しました。

チョコをむさぼり、緑色のカプセルを開けると!

1
!!?
……なんだこれは!!

棒だ!多種多様な棒が出てきた!!

あ……ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『恐竜の浪漫を味わおうと思ったら 出てきたのは棒だった』 

な…… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何が起きたのかわからなかった……

頭がどうにかなりそうだった……

見間違いだとか不良品だとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
(AA略

うん、もしかして、騙されたのかな?
これ、実は『世界の棒チョコエッグ』だった?

ちょっと待った!(自作自演)その結論は早計だ!

なんてったってチョコエッグ、組み立てたら凄いに違いない!!
そりゃあもう、急いで組み立てました。

ジャジャーン!
2

プテラノドン(骨格)
おおっ
これはナカナカ!


長い棒だなー……

いやいや、顔がちゃんと見えれば一応ちゃんと恐竜だ!
ティラノサウルスとかと並べれば、もっと、ね……。

あと、スタンドの棒の先がボール状になっていて角度が変えられる!

差し込むパーツが少しゆるいですが……。

立てにくい→うまくバランスを取らないと転げ落ちる→
→落ちた弾みでバラバラになる→
→パーツを無くす→
もはやただの棒

……いやな未来が見えたな。
そうならないためにも、集めて並べよう!
正直他のも骨だけで良いんだけどね……。

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2010年5月16日 (日)

【新潮文庫】キャンペーン情報

新潮文庫のHPで、もう年末年始フェア企画の投票が始まってました。
http://www.shinchosha.co.jp/ssl/bunko/vote10/

「いま、おすすめの作家 読者投票2010!」プレゼントあります

好きな作家を三名投票できます。締切りは8月31日!
投票で年末年始のフェア内容が決まるらしい。
ここはひとつ、ホラーや怪奇作家を投票してきましょう。
正月から怪奇特集やってくれたら一生憑いていきます!(誤字ではない)

新潮文庫にはあまりホラー作品のイメージがないのですが、
やっぱり、本好きとしては?こういう投票には参加しないと!ですよねぇ。
プレゼントもあるし!いやいや、プレゼント関係なくても参加しますけどね!
でも、プレゼント100名って少な…… いえ、なんでもありません。

ちなみに前の福袋プレゼントには見事玉砕いたしました。
帯目当てで買って、期待はずれだった本とかどうしよう。
今回も新潮文庫にほぼ関係のない作家ばかりを投票したので当らなそうだ。

その福袋、当選されたラッキーな方のブログで中身を拝見しましたが、
シール、ビデオ、と、見覚えのあるyonda?クラブリニューアル前のグッズを詰め込んだ福袋でしたね!
いやぁ~、欲しかったなぁ!

新潮文庫でおすすめの一冊


『江戸川乱歩傑作選』は最高だと思う。
「赤い部屋」「人間椅子」「屋根裏の散歩者」等々、今でも読み返してしまいます。
短編好きのルーツかも。みんな、読もう!
だいたいの本屋に置いてあるところも素晴らしい。

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2010年5月15日 (土)

【ホラー】朗読動画

目が……目があぁぁあ!!

疲れた!

ってな訳で少々読書ペースが落ちております。
PCや携帯を日常的に使っている為に目が疲れたり、視力が落ちたりしている方も多いのではないでしょうか。
実は目の疲れの原因が携帯でピクロスやってたせいなんて恥ずかしくて言えませんけど!

今回は目を使わない、耳で楽しむ動画を紹介しようと思います。
個人的嗜好からホラーのみを集めております。
動画の形式ではありますが、ビックリ映像等はありません。目を閉じてお楽しみ下さい。

まずは懐かしのラジオ番組TBSラジオ「夜のミステリー」
youtubeにて体験実話シリーズがいくつか上がっておりました。
↓画像が怖い

youtubeには他にもいくつかあります。
放送自体は聞いた事がなかったんですが、小説のも聞きたいなぁ!
いっそ復活してくれれば良いのに。

現在のラジオドラマはNHKFMでやっている「青春アドベンチャー」くらいしか知らない。
誰か、良いの知ってたら教えて下さい。あとNHKFMはもっとホラーやって下さい。
そろそろ夏だし、ね!!?

他はニコニコ動画から。

新耳袋の朗読
有線放送で流れていたものらしい。長いので作業用にもおすすめ。
話は原作と同じなので、本の方を読む予定の人は注意。

関連

この「ラジオ図書館」シリーズが一番安定していて好きだ。

次は普通の(一般の)人が読むオカルト板百物語スレの朗読。(現在継続中なのでまだ百話に達してません)

ほかにも普通の人の朗読はありますが、洒落怖からの朗読だとほぼ知っている話になってしまうので新鮮さから選びました。
そんなに怖い話はないんですが一話が短く、たまにはさまるギャグとタイトルコールが面白い。
終わると勝手に次へジャンプしてくれるのも嬉しいです。(埋め込みだとジャンプしないようです)

次は、東方なんとかかんとかのキャラクター(?)ゆっくりの朗読。
この声、というか音程?がそもそも怖い。
一、二年前にニコニコの時報で初めて声を聞いた時は怖かったなぁ。
いつもはミクやらの溌剌とした「ニーッコニッコドーガ♪」が、
何の前触れもなく「にぃ~↑こ↓にこどぉ~↓が↑」 ((((;゜Д゜)))故障か呪いかと思いました。
自分の中ではホラーと相性良いと思います。

洒落怖からの朗読なので、話自体は聞いた事のあるものばかりですが、
BGMや語りも凝っています。この動画も自動で次にジャンプしてくれる。(埋め込みではry)

ニコニコ動画には他にも(勿論ホラー以外にも)様々な朗読動画があげられています。

ちなみに目が疲れた時は、蒸しタオル、もしくは水で濡らしたタオルをレンジで温めて目の上に乗せると良いらしい。
冷たいタオルと交互に乗せると血行が良くなって隈の解消にもなる、
と、めちゃモテ委員長で言ってた。

是非、朗読を聞きながらお試し下さい!

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2010年5月13日 (木)

【怪談レストラン】5/11の放送

今回は大サービス!画像もあるよ!

ひとつめの話は「予言テレビの怪」
アコが商店街の福引でテレビを当て、家に帰ると、
いきなり家の前に剥き出しのテレビが置いてあり、夜そのテレビに未来の映像が映る。
死にかけた挙句に宇宙人みたいな奴がテレビから出てきて、この世界にあってはいけないものが紛れ込んでしまった、とテレビを回収して一家の記憶を消すという貞子風SFスペクタクルでした!

MIBさながら?宇宙人のような三人組がなぜか包丁や金槌のシルエットの物を手に持っていて、それを振り上げて記憶を消す……。
アコ一家はテレビに関する記憶を消されているけど、アコが話して共に死にかけたレイコやショウ君の記憶は消えてないんじゃ……?

でも、お話は記憶を消された後、本物の福引で当てたテレビが届いて終わり。

アコは以前にも福引を当てて旅行に行って死にかけていましたね。
運が良いのか悪いのか……
「次は海外旅行でも当てちゃおうかな♪」←フラグ?

アコがテレビをザッピングした時に、やってる番組が「おいしーい」「うまい!」「おいしそうです~」みたいな食い物バラエティばかり。
全チャンネルテレ朝の番組かよ!悪意を感じる……!?

ともあれ、アコがレイコを押し倒すという見所があった事をここに記そう。

次のお話はアコが見た夢から始まります。
「悪夢の続き」
病院でゾンビのような霊に追いかけられる悪夢を見たアコ。
目が覚めると、夢で怪我をした手に傷が……
かなり怯えているアコは学校でレイコとショウ君(イケメンポーズ全開)に相談する。

 レイコ「ばっかばかしぃ!寝ぼけてベッドから落ちたんじゃないの?」
 ショウ君「夢にまつわる不思議な話は沢山ある。僕が調べてみるよ フッ(キラーン)」

その日の夜、ショウ君がアコの夢の続きを見て怪我、腕に三角巾をして登校してくる。
仕事の速いショウ君は「悪夢の研究書」などというハードカバー本を持ってきていました。

 ショウ君「問題なのは、僕の続きの夢を見る人だ
 アコ「まだ続くの?!」
 シ「あの夢はまだ終わってないからね……」
 ア「そんな?ショウ君よりひどい怪我をしたら、次の人は死んじゃうかも!?」

明らかに次はレイコなのに、本人の目の前で脅しまくります。 
会話する二人の真ん中、画面奥でものすごーく不安げにしているレイコ(*´Д`)最高!

二人が同時にレイコを見ると
「ちょ、なによ!次は私だとでもいうの?」
「そんな事あるわけないでしょ!」

Photo
変な顔キターーー!わざわざ動画探して撮ってきてしまいました!

「ぼくも、まさかとは思っていた、だけど……」
夢を止める方法はショウ君にもまだ解らないという。

そんなビビリの境地に立たされたレイコが取った行動は、

寝 な い !!
やっぱこれだね~♪

眠らない=夢が怖い=夢の続きを見ると完全に信じてる

普段あれだけ馬鹿にしている非科学現象を全力で肯定しています。
心配なんてしてもらわなくても結構よ、とか言いながら目の下に隈がクッキリ。

授業中「絶対に眠らない、絶対に眠らない」と心の声でつぶやきながら小刻みに震えるレイコ。(*´Д`)イイネ!
ところが、立ち上がったとたんに倒れ保険室に運ばれる。

夢の中
「ここは……死神病院?まさか私、眠ってしまったの?」
「大丈夫よ、これは夢、ただの夢なんだから!!」
またちょっと変な顔w
なぜかこのフッて顔を見て「ぼのぼの」に出てくるシマリス君のおねえちゃんを思い出した。
Photo_2
に、似てる!!
字汚すぎだったw

だが振り返ると、既に真後ろにゾンビが!
「キャーー」

現実でもうなされ始めると、
夢の場所は死神病院だ!と(なぜか知らんが)気付いたショウ君はアコと現実の死神病院へと急ぐ。

レイコは夢の中で屋上に追い詰められたが、現実世界の屋上でショウ君が投げた
ドリームキャッチャー(ヒモと羽根で出来たお守り)で悪夢を捕らえて 助かる。

無事に目が覚めたレイコの手には、ドリームキャッチャーの羽根が一枚握られていた。

 アコ「ありがとうショウ君!レイコを助けてくれて!」

 レイコ「!」馬鹿馬鹿しい!ただの夢に大騒ぎして!

(ただの夢に怯えて徹夜した挙句に倒れた人もいるらしいよ!)

もう大丈夫だよね?というアコの問いにショウ君は、
 「分からない……ドリームキャッチャーは消えてしまったからね」
 アコ「まだ夢は続くの?!いったい誰が……」

 「この街の誰かかもしれないし、別の誰かかもしれない」

次にこの夢を見るのは、テレビの前のアナタかもしれない!とでも言いたげなイケメンアップで終了。

これに出てきた死神病院って、第五話「死神キラー」でブンタが死神会議を見て、院長が死んだあの死神病院ですかねぇ?
看板も出ていなかったところを見ると、院長が死んで廃病院と化したのでしょうか。
もしかして追いかけてきた悪霊だかゾンビだかは死の宣告院長か!?

まさかDVDを買って確認させる為に伏線を張っていたんじゃあ……。

今回も最近レイコが活躍(?)していて嬉しいですが、
なぜかレイコ回は作画崩壊率が高い気がする。
一話目はそんなに崩れてなかったんだけどなぁ。
なんか、顔が丸いんだよ!

今回は二話のみで、次回(一週休みで25日)も予告では二話構成。
EDも完全になくなったし、なんとなく寂しい感じです。

おばけギャルソン、わざわざ顔出し看板を準備しても、
「さよなら、さよなら、さよなら」なんてネタ(?)は子供に通じないだろう。

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2010年5月 8日 (土)

本【クラインの壷/岡嶋二人】

クラインの壷/岡嶋二人

主人公がゲームブック用に作って応募したシナリオが買われ、
開発中の新作ゲームに使われる事になった。

最終調整として実際にゲームをプレイするモニターも任される事になり、
アルバイトのもう1人のモニター「高石梨紗」との2人で、交互に
クライン2、通称「クラインの壷」と呼ばれる機械の中に入ってゲームをする。

機械のベッドに横たわり、スポンジに包まれてゲームの世界に入ると、
そこは、実際の世界のように好きに行動ができ、物を触れば質感もあり、登場人物との会話を交わす事も可能な仮想現実。

交互にクラインの壷に入りゲームをプレイしていたが、
ゲームに熱中していた筈の梨紗は突然、何も告げずに辞めてしまった。

直前に入った奇妙なイタズラ電話、梨沙の友人の証言と食い違う記憶。
ゲームが原因不明のフリーズをした時に聞こえる声――

 ――戻れ。コントロールできるうちに逃げろ。

読みやすくて、面白怖いSFミステリーでした。
主人公はゲームの世界と現実とを行き交うわけです。
現実と寸分違わぬ感覚を体験できるゲーム、という事でだいたい思った通りの展開が待っていますが、
中盤からは一気読み。最後のもやもや感がすごく良いですね。
続きが読みたい人と、続き自体ないと思う人の二種類居そうな感じです。

平成元年に刊行された作品なので、もちろん今の時代から見れば多少の違和感もありますが、
自分や、自分が見ている世界が現実なのかプログラムなのか分からない不安と恐怖
3D元年と呼ばれる昨今、この怖さが現実味を帯びてきているかもしれません。

それにしても、目隠しのされた車で連れて行かれる研究室で、裸になって機械に入るなんて怖すぎる!
でも、ゲームの内容によっては凄くうらやましい。
むしろオブリビオンやぼくのなつやすみの中に入って一生を過したい。
零やサイレンだったら即自害。
「クラインの壷」ではスパイもののアクション「ブレインシンドローム」をプレイしています。

遊園地に置くようなゲームだって言ってんのに
キモオタ風の奴がエロゲ化を熱弁していて笑えた。
「あの装置でポルノアドベンチャーを作るべきですよ」
「ソープとか、そういうのいらなくなっちゃうでしょ」
「テレビゲームのアダルト物なんてばかばかしくなっちゃうよ」

ポルノアドベンチャー(笑)
まぁ、家庭用ゲーム機なら即買いですけどね!

最後に、輝けるセリフMVPを発表

「後ろから車が来たらアウツだぜ

「アウツだぜ」
このセリフ……使いたい!

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2010年5月 6日 (木)

【怪談レストラン】つづき

【怪談レストラン】
昨日の記事からの続き。
メイン~デザートです。

二話目
「悪魔の窓」

図書館でショウ君がアコとレイコに話を聞かせる所から、
3人主演の物語に入ります。

邪悪な呪文の書いてある本を所有していた司祭の話。

司祭は本を鍵のついた引き出しに隠していたが、
ある日部屋に鍵を落とした事に気付かず散歩に出かけてしまう。

司祭の留守中に弟子(アコとレイコ)部屋を掃除していた。
鍵を見付けた2人が好奇心から本を読み、呪文を声に出して読んでしまう。

マクラとかエビ、みたいな呪文を唱えた途端、
ガーゴイル的な悪魔が大量に呼び出されてしまいました。
(のんきに散歩中だった司祭もいそいで駆け付ける)

悪魔は、何か“悪い事”を命令しないと帰らないらしい。
悪魔→(ΦДΦ)<ご命令を!悪魔にふさわしいひどい事を!人を苦しめる悪い事を!

考えた司祭は、自分の紙タバコを盗むよう命令。

悪魔達は紙タバコを盗み帰って行くが、
残り二匹の所で紙タバコが無くなってしまう。

とっさに教会の窓を盗むように命令
それ以来、司祭の命令を健気に守る悪魔が何度直しても窓を盗んでしまうので、今も片方の窓がないんだって。

健気→(ΦДΦ)つ田←窓 かwわwいwいw

以上、迷惑司祭のお話でした。

この呪文、悪魔に悪い事させてもリスクなしですかね?

さて、今日から練習だ!
\( ^Д^)/<マクラーリララクマーラヤエビルンスト!!!!

「その後司祭と弟子がどうなったかは伝えられてない」
との事なので、実際は何かあるのかも知れません。
魂喰われるとか、地獄におちるとか?

/(;^Д^)\……

三話目
「泣きつり鐘」

貴重な、レイコ語り部の回!
おばけギャルソン曰く、親子の絆を感じる話らしい。

あるお寺で、新しく釣鐘を造ることになり、職人が呼ばれ、
何日も銅や鉛を煮て青銅を作る作業に入った。

ある日、村の子供が行方不明になり、
村人達も辺り探すが、ついに帰ってこなかった。

釣鐘が完成し音色に聞き惚れる村人達。
しかし、行方不明になった子供の母親が耳を澄ますと、

 鐘の音の中に息子の声が……

子供は、煮えた釜の中に落ちてしまっていたのだ。

その後も、お母さんだけには鐘の音にまじって子供の声が聞こえたという。

 ま さ か の グ ロ

グラグラ煮えた釜の中にぃいい!!!
ひいいいぎゃああぁうあぁぁあ!!
(もちろんそんなにグロい表現はありませんでしたが)
地獄の話より地獄ですよ……。
でも、親子の絆はどの辺で感じれば良いの?

ちょっと「まんが日本昔ばなし」風の怖い話。良いですね。

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2010年5月 5日 (水)

5月4日【怪談レストラン】

【怪談レストラン】

今日は死んだ時に役に立つお話。
閻魔「ちゃんと見ていないと、あの世にいった時迷子になっちゃうゾ☆」
おばけギャルソン「なっちゃうゾ☆」

お前はあの世にすら行けてないけどな!!

上記のオープニングの所では巨大閻魔様が出てきました。何気にスティッチと連動してる?
(スティッチは小さくなったりするネタで、最後は変な生き物が巨大化してた。+声優も)

本日の怪談レストランは三話ともにアコ、ショウ君、レイコの三人組がメイン。
個人的に見所いっぱいでした。
レイコを中心にお伝えする事にしましょう。

一話目は地獄の話。
「あの世のご案内」

神社の縁日を見に来たアコとショウ君……とレイコ。

 「わざわざ神社のおまつりを見に来るなんてあなた達も子供ねぇ」

 ショウ君「そう思うんなら来なければいいのに」

 アコ「そうだよ!さそったわけでもないのに、いっつもついて来るんだから」
 レイコ「あなたたち2人じゃ心もとないから、私が一緒に行ってあげるんじゃない」

デートにくっついてくる、完全におじゃま虫のレイコ。
アコとショウ君も眉をひそめて結構ひどい事を言いますが、
さすがレイコ。まっったく動じません。
むしろ余裕の笑み。( ̄ー ̄)フッ
なにがそこまでレイコを駆り立てるのだろうか……。

神社に近づくと、辺りに霧が立ち込め、あやしい雰囲気が漂う。
(あやしいっつーか通路にも出店にも誰もいない)
冥土の旅の御案内という見世物小屋を見つけ、
鬼のお面を付けた3人の男達に地獄を案内される事に。

 レイコ「フン、ただの子供騙しよ!」
数分後本物の三途の川に場面転換→「このアトラクション、結構良くできてるのね」
三途の川、賽の河原などを見る3人。

ここでは、服を脱いで罪の重さを量ると言っていたのに脱衣なし!なんと!

 レイコ「私みたいにひとつの罪もない場合はどうなるのかしら?」
 鬼「バカヤロー!罪がない奴なんているもんか!」

山を登り始め、疲れた一行。

 レイコ「ばかばかしい!もうやめましょ」

鬼「何が何でも越えていただきます」

 レイコ「嫌よ!」
 
直後、鬼に無駄口を叩くな!と怒鳴られ頭を抱えるレイコ。
登りきった後、全然楽しくなかったわよ!怒るレイコの手足バタバタな動きは必見。
位置的にショウ君を殴ってるように見えて尚面白い。

次は巨大天秤で罪の重さを量る。

 レイコ「レディの体重を人前で量れっていうの?」(なぜかマヌケな音楽がかかり始める)
レイコの両親はお寺にたっぷり寄付をしているそうです。
「おまえだ!」って話の時にレイコの家が出てきましたが、
すごい豪邸だったし(洋風だったけど)本当に金持ちなんだな……。

アコもレイコも罪は重いと判断されていました。
ショウ君はスルーされたのかまったく触れられませんでした。
皆を危険に巻き込む罪に問われろよ!
見世物小屋にも真っ先に「入ろう」と言ったせいでこんな事になってるんだし。

色々あって、鬼に襲われそうになりつつも最初の小屋に戻ってきた3人。
三周忌は、モニター(笑)で自分の葬式を見る、といって出てきたのはアコの葬式風景。
遺影のアコは制服っぽい感じのブレザー姿でした。

やっと案内が終わり、もどってきた途端に
またしても「ばかばかしい!死後の世界なんてあるわけないでしょ」とレイコ。
そこでショウ君が
「そうだね……ないかもしれない。
でも、あるかもしれない。それは、死んでみないとわからないよ(キリッ」

と、カメラ目線で締めました。

長めの一話でしたが、かなり駆け足気味でした。

で、これは結局何だったんすか?

鬼たちがでかい声を出して、レイコを度々ビビらせているのが面白かったです。

ところで、見世物小屋とか、今時の子供は知っているんでしょうか。
アコは「冥土」が読めないくせに「見世物小屋」を知っていたようです。

他の2話も明日まとめる予定。

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2010年5月 3日 (月)

本【忌憶/小林泰三】

忌憶/小林泰三

キオクにまつわる連作短編集
「奇憶」
「器憶」
「垝憶」
 の三編収録
連作短編といっても、「奇憶」に登場する人物が出てくる程度なので、どれから読んでも良さそう。

「奇憶」
ちょっと読むのがつらい程のダメ人間・藤森直人
立ち行かなくなった生活の中で過去の記憶を顧みるうちに、
幼い頃の記憶におかしな点を見つけ……

冒頭からすごい、ものすごいダメ人間の登場です。
今までにも色々ダメ人間の出てくる話を読みましたが、これは凄い。
「太陽の塔」を、より絶望的にして凝縮した感じです。
それでいてSFでありホラーであり……とにかく色々と凄い。

「器憶」
ちょっとした負けず嫌いから、恋人に腹話術を見せる事になった男。
腹話術の練習に励み、次第に妄執して行く。
偶々入った寂れたおもちゃ屋から腹話術の人形を譲り受け、
喋らせ、会話をするうちに人形の「クルオ」がある提案を持ち掛ける。

人形の「クルオ」が持ち掛けるのは、人形と人間の意識を入れ替える事。
もう聞いただけで危ないです。
ところが、この男はホイホイ乗ってしまうんですねー
この男も相当です。

「垝憶」
手元には一冊のノート
多数の注意書きと共に記されていたのは、自分の記憶は留めておくことが出来ないという事、
そして、かつて殺人を犯した事と、冷凍庫にある死体の処理を進める手順だった。

感動映画やドキュメントでたまに見る記憶がリセットされる病を、まさかここまで狂気の渦に巻き込むとは……
記憶が継続しないので主人公自身も何が何だか分からない状態で、
それでもノートに従って行動し、考え、気が付くと手元には一冊のノート。
ノートを読み、驚愕し、考え、行動し、気が付くと手元には一冊のノート。
これは確かに恐ろしい。
最後まで読んでも“真相”はよく解らなかったのですが、
主人公の決断と、これからも繰り返されるであろう記憶のリセットを思うと……。

とりあえず三作の中では最後の「垝憶」が一番面白かったです。

初めて気が付いたんですが、著者の名前、小林泰三「こばやしやすみ」って読むんですね。
「たいぞう」だと思ってたわ……はずかし。
や、でも普通、最初はみんな「たいぞう」って読むと思うのよ!

なんというか「たいぞう」だと厳ついおっさんのイメージだけど、「やすみ」だと中性的でスマートな感じですね。
空脳でしょうか。

……なんと書評と関係ないシメだろう。

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2010年5月 1日 (土)

流行り神3【第壱話】

流行り神3「高額アルバイト」

「スーパーモデル」を目指している小暮さんの妹「綾」は、
家族(主に兄)の反対で学費を出してもらえず、働いて稼ぎながら学校に通っていた。

「割のいいバイトを見つけた、施設で泊り込みの治験バイトだ」と聞いた数日後、
本人から助けを求める電話が掛かってくる。
警部の計らいで編纂室メンバー全員で小暮妹の救出に向う。

施設の中は荒れ、多数居たはずの被験者・研究者の姿もない。
小暮さんの妹と他の数人は無事だったが、彼女達自体、何が起きたのか分からない様子。
いつの間にか出入り口は閉ざされ、施設に閉じ込められてしまう。
何者かが暴れた痕跡と、度々目撃されるドッペルゲンガー。
施設で行なわれていた研究の本当の目的とは……。

今回の話……長いっす!
始まってから選択肢が出てくるまででも20分くらい、
しかも違う選択肢を選んでもたいして話は変わりません。いつもの事ですが。
せめて、どれも選びたくない選択肢を並べるのはやめて下さい。

別の場所(部屋)に居る筈のキャラがしゃべる怪奇現象も。
零話もそうだったけど、選択によって虫系のグロに走り始めますので注意が必要。
科学ルートのぐちょぐちょ音気持ち悪いです。

前作ではフェミニストだった賀茂泉警部補はどこに行ったんだろう?
弱ってる女の子を犯人扱いで追求する姿は別人としか……。
前作の時は掛け合いがコントっぽくて楽しめたんですけどねぇ。

今回の見所【キャラクターデザイン】

・小暮の妹がこんなに可愛い訳がない。

小暮さん、自分の顔に髪を長くしただけとか言ってなかったかい?
Photo_2
謙遜にしてもちょっと違いすぎだ!

予想としてはこんな感じだったのですが……。
Photo
「スーパーモデル目指してます」とかいって
出オチ的な。
いや、実際にこんなのが出てきたらソフト割りますけどね!
 

・声優志望で専門学校に通うゴスロリ少女!

3

どーん

豚じゃねえか!
本文中で「春菜さんは小柄で華奢」とか……目が見えてないのか?
チビだけど、断じて華奢ではない。
会話の中でゴスロリ女と形容されているが、この衣装、ただのロリータ服ですよね?
 

・ただひたすらにキモいオタク

32

おばさんぽく見える気もする男
コミュニケーション不能、しかも汗臭いらしい。
(^ν^)<警察官なのにそんな事も知らないの?
等々、むかつく上に役に立たない。
 

・なんかカバっぽい医者

33

ムーミンの擬人化ですか?

小暮妹の友人も居ますが、これまた適当キャラで、
もう、見ただけで死ぬ奴がわかっちゃうような感じです。

そして今回も主人公はほとんど役に立っていませんでした。
編纂室メンバーに新しく加わった羽黒君がかなりのオカルト知識を持っているので、
賀茂泉警部補と羽黒君の知識とちょっとした対立、賑やかしに小暮さん、と、もう三人だけで良いのでは……。
この主人公に自分の名前付けてるの嫌になってきた。

四月中旬から始めたはずなのに、気が付けばもう五月。
なかなか進みません……
読みにくい文章とグロが加速しているような気がします。
もっと短くてテンポの良い話がやりたい。

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