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2010年5月25日 (火)

本【夜に聞く歌/阿刀田高】

夜に聞く歌/阿刀田高

「骨」「髪」「湯」「笑」「旅」「走」「星」「夢」「猿」「穴」
10編収録の短編集

入院中の子供の世話をする母親の耳にある歌が聞こえてくる。
過去に一方的に好意を寄せ、自殺をした男の好きな歌だった「骨」

「人に知られていない温泉がある」と言い残して失踪した先輩を捜す、
と言って山に登りそのまま帰って来ない旧友を探しに行く「湯」

交通事故で亡くなった友人の葬儀に現れた見知らぬ女「笑」

小さな公園で見つけたプラネタリウムを見るうちに子供の頃の記憶が蘇る「星」

バーで隣に座った男の相談は「彼女に死相が出ている、付き合うのはやめた方が
良い」と立て続けに言われたというものだった「猿」

うっすらと怖い話系なので、ちょっと物足りないような、
あっけないような感じもありますが、
阿刀田高の書く人物の孤独感とか枯れた感(失礼)がまったりと堪能できる。

全て漢字一文字の題名が付けられているんですが、
この題字が……、
Photo

「湯」

なぜか字が飛出してきている~!残像が~!!
漢字が素早く移動してんのか?
出て来る度に笑いそうになってしまう。

「骨」「髪」あたりは、まぁホラーっぽいタイトルですけど
「笑」で撃沈
Photo_2(笑)

なのに、話的に(この本の中では)「笑」が一番怖かったなぁ……

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