本【レインツリーの国/有川浩】
レインツリーの国/有川浩
昔好きだった小説の感想をネットで検索した事から、
「レインツリーの国」管理人の女性とメールのやり取りが始まる。
メールを続けるうちに惹かれて行き、
会いたい旨を伝えるが、彼女は乗り気ではなかった。
何とか説得し会う事になったが、微妙に噛み合わない会話と、
腑に落ちない彼女の態度に疑問を感じる。
彼女には、彼に隠している秘密があった。
―――
ひゃあ!恋愛小説を読んでしまった!
最近、名前をよく見かける作家さんなので読んでおこうかなーと、
去年の夏にキャンペーンに乗じて買いました。
恋愛小説、といっても、内容は至って真面目で、
障害についても色々と詳しく書いてあります。
『図書館戦争』シリーズの『図書館内乱』にも出て来るお話らしいです。
その本は読んでいませんが、特に問題なく独立した一つのお話として読めました。
二人が実際に会う事になる、第二章のタイトル
「……重量オーバーだったんですね」
を見たときは、ものすごいデブちゃんが来るのではと……((´∀`))ワクワク
事の真相が解って、「なるほど」と思うと同時にクソヤローな自分にしょんぼり。
穏やかな話の流れではありますが、障害や、それぞれの葛藤に色々考えさせられる。
しかし、読みながらテンションが上がらず、二人がくっ付くように心から応援できない。
面白くなくはないんだけど……。
どちらの立場にせよめんどくせーと思ってしまうのは、自分がクソヤローだからかもしれない。
ブログの本の感想から始まる恋……か。
自分も、読んだ本の他人の感想を見るのが好きなので、
気持ちは良く分かります!
が!メールなんて来ないって!
アリエナーイ( ゚∀゚)アハハノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \
ハァ……。
それにしても、著者の「有川 浩」って読みが「アリカワ ヒロ」で、
しかも女性だったんですね。
著書と名前はよく見かけていたんですが、
今回初めて作品を読んで、あとがきで「私の夫が……」と書いていたのを見て、
はじめて「ヒロシ」ではないと云う事に気が付きました。
ちなみに自分は、石田衣良の事も名前だけを見て女性だと思っていました。
「らきすた」の作者も名前だけ見て女性だと思っていました。
マツコデラックスは……結局どっちだったんだっけ?
名前と顔を見ても未だに判りません。
どうでもいいし……。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【本】リセット/北村 薫(2011.11.29)
- 【本】迷宮美術館(2011.11.13)
- 本【トリツカレ男/いしいしんじ】(2011.11.04)
- 【絵本】どうぶつえんができた(2011.10.22)
- 【ニッチな世界】脱皮コレクション(2011.09.08)
コメント