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2010年7月

2010年7月31日 (土)

「コナミベストセレクション」がスゴイ!

ふらりと立ち寄ったゲーム屋さんで「コナミベストセレクション」なるものを発見してしまった。

ベストセレクション、つまり廉価版なんですが、価格がどれも1980円と激安!
(アマゾンやヨドバシカメラならもっと安い!)
しかも、スリーブケース仕様なので廉価版特有の安っぽさがない!

発売当初に新品で買ってたら顔面蒼白だったであろう充実感。

今年の二月に発売したソフトが既に半額以下って……
ますます買い控えを助長するのではないか、とか何とか言いながらも即買い。

ポップンミュージック ポータブル買っちゃいました。
ポップンシリーズやった事ないので楽しみ。
森野の分際でこんなお洒落な音ゲーとか、ちょっと恐れ多いですが
一人でこっそり練習できるので、携帯ゲーム機にぴったりのソフトですね。

実はまだ途中で放置しているゲームがあるので、
プレイするのはもう少し先になりそうです。

安いので「とりあえず買っとけ!」状態!
積みゲータワーがさらに成長しそうな予感。
欲しいソフトがいっぱいあるんですよ……

幻想水滸伝I&II なんて、
前からベストで出ていて、買おう買おうと思っていたけど
さらに安くなって登場するとは!
年を取るごとにRPGをやらなくなってきたので迷う……。
この安さなら積みゲーも許される?!

DSソフトもあり。

DSのパワプロってやった事無いので、この機会にやってみようかな?

PSPの「サクセスレジェンズ」もラインナップに入ってます。
最近PS3とPSPで出た2010版、買うつもりだったけどちょっと待とうかな……

「とんがりボウシと~」はどうぶつの森っぽいけど面白いのかね?
ラブプラス、実は密かにやってみたい。


今までも廉価版というものに弱く、所持しているソフトにはやたら黄色いパッケージが多いのです。

れんか番長とでも呼んでもらおうかな。
実際は番長どころか、ただのケチ野郎ですけどね!

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2010年7月29日 (木)

【怪談レストラン】恐怖のメニュー

めったに行かないドンキホーテで怪談レストランのカードダスを見つけました!

既になつかしいような気もしてしまう怪談レストラン。
あのギャグアニメは私も好きでした。

「怪談レストラン・恐怖のメニュー」1回100円。
1
カードダスなんてやったの10何年ぶりだろ……。
無難にお化けギャルソンのカードが欲しかったけど、
「コン吉」(誰?)「ドクロ船長」(誰?)が出ました。

内容は
二つ折りの恐怖のメニュー(怖い話の雑学的な小ネタが見開きで書いてある)
シール三枚(集めるとゲームが出来る仕様?)
怖い話のカード一枚(両面で一話が書いてある)
映画の宣伝のペラ紙一枚

怖い話のカードは、表紙のキャラと関連したお話のようで、
14話(コン吉)が「こっくりさん」
15話(ドクロ船長)が「笑うドクロ」でした。

シールの一枚目は表紙のキャラクターと、そのキャラの着せ替えシールになっています。

2
コン吉に学生服を着せてあげてね!
(なぜか怖いフォントで書かれてる)

なぜ学生服?なにか設定があるのでしょうか。
まぁ、ブレザーは絶対似合わねぇだろうな。

コン吉、いやな顔してんな……その上目使いやめろ!内股もやめろ!

ちなみに「ドクロ船長」の方は帽子の着せ替えでした。

細かいシールのよくわからんツーショットとかも面白いですが、
裏側に書かれたキャラの設定と「ヒミツ」が良いですね。
なぜか三枚目の裏面は映画の宣伝になってます。
映画と缶バッチの宣伝の紙は別に入ってるからいらないのに!

3
「ギャルソンパーティー」
五人あつまればパーティーのはじまり。
怖い話でもりあがる。

ギャルソンたちのひみつ……
ほんとはみんなのことよくしらない


ずっとひみつにしといてwww

ヒミツを知ってしまってから彼らの顔を見ると、笑顔がとってもシュール。

原作のおばけキャラは結構商品化されているんだから、
怪談レストランのアニメの方のキャラクターもガチャガチャとかにならないかな~。
レイコの根付とか欲しいぞ!
映画公開時に期待!

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2010年7月27日 (火)

本屋にて。

本屋「角川文庫のプレゼントは終了してしまいましたがよろしいですか?」

森野「え?」

お、おい、みんな!
ハッケンくんの帯付じゃない新刊でもストラップ貰えたみたいだぞ!!

いいんだ。
「発見!ひろば」のポイントもあるし。うちにはもう、うんこがあるし。

そんなわけで「九十九怪談」買ってきました。

週末に一夜完読に挑戦だ!
Photo

読み終えたとき
何かが起こる?

最後の「」が全てを物語っているような気もしないでもないです。

帯の裏側には「怪談新耳袋 怪奇」の試写会応募券も付いてます。応募は8/6まで!

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2010年7月25日 (日)

本【街の灯/北村 薫】

街の灯/北村 薫

上流階級花村家にやってきた女性運転手の別宮(べっく)みつ子。
花村家の令嬢・英子は彼女を小説の登場人物にちなんで「ベッキーさん」と呼ぶ事にした。

ベッキーさんと英子の二人で話をするうちに事件の真相に近づいて行く連作短編集。

北村薫氏の小説に共通する事ですが、とても穏やかに話が展開していきます。
ベッキーさんと英子のコンビで事件や謎を解いていくのがメインの流れ、
事件自体のトリック等はありがちといえばそれまでですが、
巻末の参考文献を見てもわかるように舞台になっている昭和7年がとても丁寧に書かれています。
それも「昭和の普通の暮らし」ではなく、出てくるのは上流階級のお嬢様方。
文字だけでも華やかさが伝わってきます。

車で学校へ送り迎えはあたりまえ、別荘を所有、お友達は馬を乗り回す

なんか、オサレアニメとかに出来そうだなぁ。
ちょっと見てみたい。
ノイタミナ枠にでもどうでしょう。
可愛らしく華やかなお嬢様と、カッコ良く綺麗なベッキーさん。
アニメになったら、ぐうたら兄はすごいイケメン化するんだろうなぁ。
CLAMPがキャラデザした「魍魎のはこ」みたいな感じで……

いっその事実写化して、三丁目の夕日みたいにフルCGで当時の銀座の町並みを再現しても面白いかも。

メインのお話は、丁寧すぎてなかなか本題に入らないような気もしないでもないかなぁ……。
いや、事件解決は本題ではないのかもしれない。
実際、事件だとかより、ベッキーさんのキャラクターを楽しむのが正しいのか。
読み終わってもベッキーさんはミステリアスなまま。
それもそのはず、ベッキーさんシリーズはまだまだ続いています。
直木賞を受賞した「鷺と雪」もその一つ。
他の物もそのうち読んでみたいと思います。

最初の「虚栄の市」に江戸川乱歩の小説がちょこっと出てきたりして、ファンにはちょっと嬉しい。
自ら穴を掘って、その中で死んでいた男性が発見される。
その男が江戸川乱歩の小説を愛読していた事から新聞で猟奇的に煽られるが、
同じ晩、同じ下宿に住む男が別の場所で溺死していた。

「乱歩なんかを読んでるんだから、猟奇の徒。何をするか分からないって調子よ」
ファンには嬉し……くなかった。

江戸川乱歩の、あの作品が登場!

最初、ははぁ「断崖」か(キリッ 
と思ったけど全然違った。ははは。

傑作選の中にも収録されているアレです。
序盤・中盤はすごく好きだが、名探偵の明智さんが出てくると
主役が入れ替わってしまってどうも面白くない。そんな感じのアレ!

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2010年7月22日 (木)

本【新耳袋 現代百物語 第二夜/木原浩勝+中山市朗】

暑い!暑い!暑い!
暑すぎるので、少し早いかとも思いましたが納涼「一人百物語」に興じてみました。
今回読んだのはコチラ、

新耳袋 現代百物語 第二夜/木原浩勝+中山市朗

淡々と怪談が書かれたこのシリーズ
 

一夜完読で何かが起きる!?
 
 


そう思っていた時期が私にもありました。

これはもう死語か?

またまた百物語の一夜完読に挑戦しましたよ!暗い連休を過ごしたよ!
第一夜の感想(成長してないなー)

一つ一つが短いので読みやすいんですが、そのぶん淡白で、
しかも一夜で読み切ろうと焦るあまり余韻が楽しめなかった。(自分が悪い)
実際五時間程で読み終わったので、そんなに焦らなくて大丈夫でした。

で、テーブルスタンドのみの薄暗い部屋で読んでたら、
窓の方から変な音がするわけです。
こつん、とか、ぱつっ……ってな感じで。
怖いじゃないですか。窓開けてるし、なんか変なものが見えたらと思うとそっち見れない。

何か嫌だな~変だな~と思いながらも、じっと本に集中していると、
視界の隅に黒いものが!!

意を決して黒い物体に目をやると、

網戸があるにも関わらず小さい虫がいっぱい入ってきてた

Gじゃなくて良かった!

……なんかすいません。

思っていた通り何もありませんでした。
虫コナーズも買ってきたし。

怪談的にはインパクト小さめのものがほとんどで、
本当に淡々としているのでちょっと物足りないかなぁ……とも思いますが、
些細な物音にビビってしまうような雰囲気は堪能できたので良しとします。

興味深い話も沢山ありました。
死神を見てしまう新聞配達の男、
飛行機事故で亡くなった彼女が夢の中で尋ねてくるが、後ろを向いたまま「声がききたかったの」
いつの間にか電車に乗っている、お面をつけた巡礼団、
家の前に静止する葬式行列、
テレビ番組の「恐怖の百物語」に映った霊の話、

墓石を動かすのが癖の男って一体……尋ねてくる足音よりお前の方がこえーよ

九十九話もあると思い出すのも一苦労です。
この九十九話というのが曲者で「最後の一話はアナタの体験談」みたいな感じなんですが……
それがないからこんな事やってるんでしょうが!

そんなわけで今回も、読了後に怖い話のサイトを見たりして雰囲気はバッチリだったんですけど……。
やっぱり、音読しないとダメかな。
深夜にたった一人で怪談を朗読する人間の存在の方が恐怖ですけどね。
特にお隣さんに恐怖を植え付ける危険がありますね。

新耳袋シリーズはまだあるし、作者の一人、木原浩勝氏の新刊「九十九怪談」とやらが発売されていたので、次はコレで挑戦しようかな。

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2010年7月18日 (日)

本【サマータイム/佐藤多佳子】

サマータイム/佐藤多佳子

男の子と、ヒステリーだけど綺麗なお姉ちゃんと、片手をなくした男の子とピアノの連作短編。

文章が詩的でおしゃれぽい。
若くてキラキラした感じは堪能できました。
しかし、ジャズもピアノもサマータイムも、ついでにいうとキョウチクトウの花もよく知らないからなぁ……。

最初の一編「サマータイム」はまだ幼い三人の関係を弟の目線から書いています。

まずいゼリーを食べる所とかは結構好きですよ。
なんかホモっぽい展開になるけど。

お姉ちゃん目線の「五月の道しるべ」

お風呂のシーンが良いですね。
変な意味じゃなくて、ヒステリーっ子が自分のしでかした事を噛みしめるってのはなかなか見られないというか。
映像的にも綺麗。(変な意味じゃなくて)

その他二編。
それぞれに見せ場はあるが、
後半になるにつれ蛇足・説明的に……

男の子の表現がわりとさっぱりしているのに対して、
お姉ちゃんに対して、美人だとかかわいいだとかの直接の表現をいちいち言いすぎなような。
男目線の語り(言葉使いとか)が総じてうそ臭い、というか少女漫画っぽい。

小綺麗で詩的な感じなので、中学生の女の子とかにオススメできそうな作品。

問題は、なぜ新潮文庫の「百冊診断」でこれを薦められたのか、という事だ。

「百冊診断」というのは、自分のツイッターアカウントを入力すると、新潮文庫の100冊の中からオススメの一冊を選んでくれるというもの。

森野の吐きすてた、たった三回しかなかった独り言アカウントを入力してみたところ、
まじめでしっかり者、だけど時にはおちゃめな一面も見せるアナタには本書がピッタリ 『サマータイム』
まじめでしっかりもの~?!あ、あたってる!!!
しかも、実はおちゃめだった!おチャマー森野です、よろしくね!

ちょっと面白いので、勝手に人のアカウントを入力してみた。

HikaruIjuin(伊集院 光)繊細で豊かな感受性を持ち、理知的なものの見方が出来るアナタには『海辺のカフカ』
 あるある

yojizen(吉田戦車)頭の回転がとても速く、物事の本質まで深く考える事の好きなアナタには『フェルマーの最終定理』
 す……すげえ!

GachapinBlog(ガチャピン)落ち着いて論理的な考え方が出来る、いつもマイペースなアナタには『ボトルネック』
 マイペースは当たってるような気がするけど、青春ミステリーを読むガチャピンはちょっと嫌。5才です。

KadokawaBunko(角川文庫)行動力があり、アグレッシブで社交的、周りに人がよく集まるアナタには『ミッキーマウスの憂鬱』
 ハッケン!

s_natsuichi(集英社文庫)自分にも周囲にもやさしい、みんなから愛されるタイプのアナタには『さくらえび(さくらももこ)』
 ナツイチのラインナップにもさくらももこのエッセイ入ってたなー^^

shinchobunko(新潮文庫)小さなことにはこだわらず、いつも前向きに物事を考えられるアナタには『七つの怖い扉』

100satsu(新潮文庫の100冊の紹介だけをつぶやくアカウント)
自由に憧れる気持ちが強く、組織の中で生きていくことを重荷に感じているアナタには
『ひとがた流し』
 これは……w 自由に憧れ、組織の中で生きていく事を重荷に感じながら、今日も100冊ラインナップの紹介だけをひたすらにつぶやき続ける……。
涙、涙の物語。

こうして見てみると、性格診断に関しては、なかなかどうして当たっているような気がしますが、
薦めている本は適当なんじゃないか……?
小さな事にこだわらない前向きな人に怖い本薦めるとか、どうかしてる。

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2010年7月16日 (金)

とろとろスライムを飲んだ

とろとろスライム<ホイミサイダー味!?>買ってきました!

結論からいうと、ソーダアイスが溶けて垂れてくるのをなめた時の味でした!
微妙にとろっとしてるところが、尚更「アイスの溶けた感」を醸し出してます。
飲み物自体は透明です。ふしぎですねー
サイダー味なのに無炭酸とはこれいかに。ふしぎですねー

透明な溶けたアイス飲料!
三百円出してかわいいビンに詰められた溶けアイスを買うかどうかはアナタの自由!!
不味くはないけど、飲むとのどが焼ける感じ。

ビン正面。
Photo
なんか目が離れてる?
目口の大きさにくらべて青い部分が小さい?
うーん。あんまりかわいくない……。
やっぱりイラストから立体にすると多少の違和感は否めないのかもしれません。
スライムの顔はラベルに描いてあるだけなので、剥がせばただのビン。
Photo_2

「注意:キャップの切り口でのケガにご注意ください」
やっぱりイラストはかわいいのう。

ちなみに、スライムべスは買ってません。
ブチスライム出ないのかなー。

ところで「伝染るんです。」で、吉田戦車氏が時代を先取りしていた。
Photo_3

なぜ売れん……で〆ですが……
そうだ!ビンがかわいくないから売れなかったのだ!

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2010年7月13日 (火)

ナツイチの絶望

昨日、ナツイチストラップのハチ目漱石を入手した人もいるのかなー、と、検索してみたんですよ。
そうしたらなんと、ストラップが入っている袋に四字熟語が書いてあるんですが、
それにに法則があり、ハチ目漱石が入っている袋が判別できるんだとか。
あの有名な茶道に由来する漢字4文字が書いてあるそうです。

そういえば、毎年袋に占いだとか何か書いてあったような……。
そういうことだったのか……。毎年そうだったのか……?!
知らなかったのは自分だけってやつか……orz

今まで、結構ワクワクしながら買ってたんですけどねぇ。
なんだか、これを見た途端に冷めてしまいまして……。
普通のハチストラップはもう何個か持ってるのでもういいか、と。

はちさんかわいいです(^q^♯)
5
ダブってないし、かわいいからまぁ良いんだけどさ。
持ってる本と紐の色が同じところが良いですね。
しおりは一枚ダブってたので4種集まりました。

社員は知ってたんだろうなぁ、と思うとかなり虚しいです。
「ツイてる人は会えるかも」とかいって「知ってる人は会える」じゃねーか。

集英社のツイッターにて、

s_natsuichi先日本を買ったときレジで店員さんに話しかけられたのですが、
話題が偶然にもはち目漱石さんのことでした!はち目さんストラップ、
なかなか当たらないみたいですね〜。私はオレンジの本を持ってるハチさんも可愛くて好きです♪

こいつは知っててこういうこと書いてたんだなーと思うと、もう、人間不信になりそう。
はち目さんストラップ、なかなか当たらないみたいですね〜m9(^Д^)プギャーってか!
この店員も知ってたんじゃねーのか!? ううう……うおお!

この行き場のない怒りは、無知な自分への怒りなんだろう。

だがしかし!!
手持ちの袋を確認してみたところ、なんと「一期一会」の四字熟語が書いた袋があるではありませんか!
結局、法則も確実ではないということか、それとも自分が超ツイてないのか……両方か!

あれ?目から汁が……。
もう、いいんだ……。
ぼくもうつかれたよ……パトラッシュ……。

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2010年7月11日 (日)

本【遠野物語/柳田国男】

遠野物語/柳田国男

遠野に伝わる昔話。
集英社文庫のはちのスペシャルカバー版を購入。かわいいです。
一ページに満たない掌編が淡々と綴られているのですが、
山にまつわる話、座敷童子、等々たまに(かなり?)怖い話もあります。

いやぁ~難しかった!
巻末の用語集との高速往復!
もっと勉強しておかないと駄目ですね。

でも、元々昔話とか怖い話が好きなので、読んでいるうちにすごく惹き込まれました。
一つ一つは短いので、また読み返して、もっと理解しよう。
気になった話を検索してみるとまた面白い。

印象に残った話と怖い話をいくつか。

「サムトの婆」の話。
寒戸という家の女の子が神隠しにあい姿を消す。
何十年も後に、親戚などが家に集まっているとき、ふと年老いたその子が帰ってきた。
「人々に逢いかりし故帰りしなり さらばまたいかん」といってまたすぐに姿を消してしまった。
その日はとても風が強く吹いていたので、遠野郷に暮らす人々は風の強く吹く日には「サムトの婆が帰ってきそうな日だ」という。

なんていうか、めちゃくちゃ切ないっつーかなんつーか……。
サムトの婆、普段何してんだ、とか色々考えてしまいます。

山の中で悲鳴を聞いたと思ったら、同時刻に妹が、狂った息子に斬りつけられてたっていうのは二重に怖い。
鎌で斬りつける描写が生々しい……。

石を拾って人の家に投げつけて「家事だー!」ってさわぐ男の話も意味解らんけど怖い。
石を投げつけられた家は、近い内に本当に家事になってしまうのだ。

山姥が娘を食べて(娘の皮をかぶって!!!)入れ替わってる話も怖かった。
事件はなんと鶏の啼き声で発覚する。
「糠屋の隅ッ子見ろじゃ けけろ」→娘の骨がゴロゴロ

ひいいいぃ鶏が喋った!とはならない。 けけろ!

壁にひっついてる人間とか、もう完全にオカルト!家の図解までつけて……!

いくつかの話で出て来る山男とかオシラサマも興味深いです。
マヨイガとか田植えを手伝う地蔵とか「まんが日本昔ばなし」で馴染みのある話もちらほら。

「まよい家」

ほぼ同じ話ですが、もうひとつ「マヨヒガ」っていうのがあります。
こっちの方が雰囲気が近い?つーか「マヨヒガ」は嫁さんが可愛くて妬ましい。

「田植地蔵」


田が先か田の字が先か……
ラストのふざけた稲の植え方には突っ込まずにいられない。

「座敷わらし」


かわいいけどちょっと怖い。
「この家ももう終わりだもの」×2
ゾゾーー!
火事になった緑風荘って……。

「新潮文庫の100冊」の方でも、柳田国男氏の著書「日本の昔話」が入っていたので買ってきました!ワクワク!

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2010年7月10日 (土)

本【精神科ER 緊急救命室/備瀬哲弘】

精神科ER 緊急救命室/備瀬哲弘

精神科医のノンフィクション

「患者の心の叫び」というよりは、精神科救命のちょっとした紹介みたいな感じでした。

精神科の患者に向けられる偏見に憤ったり、
治療の事で思い悩んだりしている所は、この人、いい人なんだろうなぁという印象。
作者近影の顔写真がめっちゃ笑顔だし。

救命のシステム上しょうがないと説明はされていますが、すぐに転院してしまうので物語的には物足りない。
転院していった患者さんのその後の経過もほとんどなし。
治療の事や医師の仕事などの説明もちょこちょこされてはいるんですが、
読み物としての面白さよりも、現場の空気、それも綺麗な部分を抜き出してみたというところか。

ちょっと良い話もあり、思っていたよりかなり爽やかな感じ……と、
これも病気の方や医師に対する偏見となるのでしょうか。

なかなか興味深く読んでいたのですが、
最後はなぜかイチオシの治療法、電気けいれん療法(ECT)のセールストークのようになっていた。

まあ、それはいいとして……少し気になるのが、
ひきこもりで母親に暴力を振るい続ける女の子が出て来るんですが、
書類を見ただけで病的な部分を疑わせることはなさそう、と判断されています。
この時点で知識のない私には何をもって病気なのかそうでないのか解りませんが、
この子は自分でも感情がコントロールできず母親に暴力を振るってしまうという。
しかし妄想や幻覚はなく「精神病症状は認められない」となっています。
結局この子は、保護と休息の意味で入院し、理由はわからないけれども学校にも通うようになるのでまぁいいです。

別のケースの20代男性で、怒りっぽく、暴力的ないわゆるDQN
(先生を蹴り倒してトラウマを植えつけた)も精神病ではないらしい。
(精神病を患った人が皆暴力的という事ではないです)

病気だったら薬など、治療で改善するだろうが、社会生活を営めないのに「ただの性格」とか診断される方が怖いな……。

むしろ「病気」と判断されない人ってどうしたらいいんだろう?
本人に治したい気持ちがあってもなくても改善はかなり難しそうです。

ナツイチ2010のラインナップだったので購入したんですが、
新品で買うにはちょっと高いかなぁ~。

ブン豪ストラップが出ねぇしよう……

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2010年7月 8日 (木)

本【砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹】

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹

普段はあまり青春小説的なものを読まないんだけど、
文学的というか、カッコイイタイトルと、不安定かつオシャレっぽい表紙に惹かれて購入した。
(と言いたい所だが、本当はハッケンくんストラップのため、だなんて口が裂けても言えないよね)

物語は「海野藻屑」の死亡を報じる新聞記事の抜粋から始まる。
うみのもくずwすげー名前!とか笑って、次のページで笑顔が凍りついた。
「海野藻屑」が転校してくるんだもん。
勿論同姓同名な人ではなく、生き返った訳でもなく、海野藻屑が転校してきてから亡くなるまでの話という事。
これは辛い。

あらすじ:海野藻屑という、名前からして変わった女の子が転入してくる。
初めてクラスに来た日、自分を人魚だと言い張り、ミネラルウォーターをガブガブ飲み、大袈裟に足を引きずって歩いて見せた。
地元出身の有名アーティストの子供だという噂にクラスも興味津々。
一方、同じクラスになった山田なぎさは、お金という“実弾”を手に入れるため、高校には行かず自衛官になる事を志望していた。
“実弾”にならない事には関わらないと決めているなぎさだったが、
転んだ藻屑の足に殴打の痕を見てしまう。
見られた事に気が付いた藻屑が「死んじゃえ」といった同じ日、「友達になって」と言った。
“実弾”を求めるなぎさと、“砂糖菓子の弾丸”を打ち続ける「友達」との一ヶ月。

青春小説!!
文章自体はなぎさの「あたし」という一人称で語られているので軽やか。
残酷な事や暴力が繰り広げられる一方で、夏の終わりの田舎風景だけなんだか鮮やか。
美人で変人の藻屑とかひきこもり貴族の兄とかキャラクターが良い感じですね。良いだけに色々酷いけど。

やっぱり冒頭の新聞記事に話が繋がるのか……と、読んでいるうちに息が詰まってくる。
担任がラストあたりで急に目立ってたのは何なんだろう。

後味が、というより先味(笑)が悪い!

結末が分かっているので感情移入したくないんだけど、
読後にこれだけモヤモヤしているって事は、感情移入してたって事ですかねぇ。
どうしたら良いのか、最後まで正解がないお話だ。

イタい、痛い、そして遺体……。
洒落にならないから!
印象に残る、というか残ってしまうお話でした。
元々はイラスト付きのライトノベルとして単行本が出ていたようですが、
キャラクターが強くて想像しやすいので、文章だけで十分。
話は短いので、綺麗で残酷なショートフィルムを見たような印象でした。
タイトルが本当カッコイイ。


紹介文がなにげに「青春暗黒ミステリー」から「青春文学」に変わってる。
たしかにミステリーではないよなぁ。
謎はあっても解決する為の謎じゃないし……。


なぎさの兄(ひきこもり王子)まさかサイコパステストを出してくるとは思わなかった!
旦那の葬式に訪れた同僚に惹かれた女が子供を殺しました、なぜでしょう?ってやつ。



この中に出て来るのが元なのか派生なのかは知らないけど、ちょっと違ってますけどね。
サンタクロースのやつはただの後味悪クイズだろ……。
森野はサイコパスじゃないから全然当たりませんでした。
自販機のやつだけ向こう側だったけど偶々だね。

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2010年7月 3日 (土)

はちノート絵日記

はちノート絵日記買って来ました!

手書き風の枠にハチがたわむれているかわいい絵日記。
巻末には無地(脇にイラストがあるけど)のメモページも。
Photo

絵日記の字を書く所、横書きなんですねぇ。
そして、普通の文庫とは逆の方向から始まる。
表紙がガバガバするのは気になるけど、そのうち馴染んでいくかな?

(今回もナツイチストラップが貰えましたが、ブン豪には会えず。
ハチ目漱石ほしいぞ!

最後に塗り絵?が付いてる。
Photo_2
白目……怖い。

昔、無印良品の文庫本に似せたノートを手帳代わりに使ってました。
文庫本に見せかけてっていうのはちょっと楽しいです。
記入する時、なんとなく背徳感も味わえるし。

まぁ、とくに絵日記に書くような面白い事がないので、
ちゃんと使うかどうかは……。
とりあえず、持ち運びできる色鉛筆とか欲しくなってきます。
はい、形から入るタイプです。

自分の場合は
「今日は何もない、素晴らしい一日だった」

で埋め尽くされそうな予感が!

PSPの「ぼくのなつやすみ」欲しいー。
PS2版はやったけど、新キャラ増えたりと色々楽しそうです。
7月後半に買う予定なので、もしかしたらプレイ日記書くかも知れません。
暑さに負けてたら書きません。
負けが濃厚。

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2010年7月 2日 (金)

【集英社文庫】ナツイチ2010

集英社文庫ナツイチキャンペーン、ハチのストラップ一個貰って来ました。

購入したのは、柳田国男の「遠野物語」スペシャルカバー版です。
よくよく各社の冊子を見たら、角川版の普通の奴の方が安かった。
ブルジョア森野はそんなこと気にしないですけど。
たったの40円差だよ!(壁を殴りながら)
あと、はちノート絵日記(330円)も買おうと思ったけど売ってなかった。
あ~あ!毎日絵日記付けようと思ったのになぁあ!

はい、
本題のストラップです。
2010

赤い本を頭上に持ったハチでした。
本には集英社文庫のマークがしっかり書かれています。
首の所がなんかボコボコしてる……。

ブン豪に会いたいなぁ!
Photo

このストラップが入った袋では中身が見えないのです。
ウンの悪い森野はブン豪に会えないのです。
運がついてるどころかウンコ(ハッケンくん)が携帯についてるだけ。

Photo_2
毎年小さくなっていくような気がしないでもない。
今年のはみんな縦縞のエプロンをしてます。

左が2008年のストラップ。
少しの間携帯に付けてボロく、そして放置して埃を積らせた一品。

背景は無料冊子のページ。
……この「笑いたい」の文字とハチの顔が絶妙です。
見ている人を嘲笑うかのような小憎らしい笑いかた……!!
本を後ろ手に持っているのもなんだか意味有り気で……!!
本読んで笑いたくてもお前には笑われたくねえよと。

ストラップでは普通の笑顔っぽく、かわいくなっているので残念(?)です。

で、結局このハチはなんて名前なんだろう?
以前「ブーン子」だろうという提案をさせていただきましたが、
「ブン豪」っていうのを見て、この駄洒落使い……確信に近いものを感じました。
むしろ、ただの「はち」なんて許さない!

「はち目漱石」は語呂がなんかおしい感じ。
ナツイチキャンペーンなんだから「ナツイチ目漱石」のほうが良くないかい?
七→ハチだったらうまくまとまってたのにな。
これはもう夏目漱石を「七目漱石」に改名してもらうようキテレツに頼むしかない!

この無料冊子、角川文庫と集英社文庫はフルカラーで、イラストや女の子を使っていて見た目にも楽しいですね。
新潮文庫は色々な意味で変らない安定感。でもやっぱりyonda?パンダはかわいいな。
ラインナップはほぼ変わってないが。
それは別に良いんだけど、各社でタイトルを被らせるのはやめて欲しいなぁ。
名作系はしょうがないのかもしれないけど、そもそも青空文庫で読めるしさ……。

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