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2010年7月22日 (木)

本【新耳袋 現代百物語 第二夜/木原浩勝+中山市朗】

暑い!暑い!暑い!
暑すぎるので、少し早いかとも思いましたが納涼「一人百物語」に興じてみました。
今回読んだのはコチラ、

新耳袋 現代百物語 第二夜/木原浩勝+中山市朗

淡々と怪談が書かれたこのシリーズ
 

一夜完読で何かが起きる!?
 
 


そう思っていた時期が私にもありました。

これはもう死語か?

またまた百物語の一夜完読に挑戦しましたよ!暗い連休を過ごしたよ!
第一夜の感想(成長してないなー)

一つ一つが短いので読みやすいんですが、そのぶん淡白で、
しかも一夜で読み切ろうと焦るあまり余韻が楽しめなかった。(自分が悪い)
実際五時間程で読み終わったので、そんなに焦らなくて大丈夫でした。

で、テーブルスタンドのみの薄暗い部屋で読んでたら、
窓の方から変な音がするわけです。
こつん、とか、ぱつっ……ってな感じで。
怖いじゃないですか。窓開けてるし、なんか変なものが見えたらと思うとそっち見れない。

何か嫌だな~変だな~と思いながらも、じっと本に集中していると、
視界の隅に黒いものが!!

意を決して黒い物体に目をやると、

網戸があるにも関わらず小さい虫がいっぱい入ってきてた

Gじゃなくて良かった!

……なんかすいません。

思っていた通り何もありませんでした。
虫コナーズも買ってきたし。

怪談的にはインパクト小さめのものがほとんどで、
本当に淡々としているのでちょっと物足りないかなぁ……とも思いますが、
些細な物音にビビってしまうような雰囲気は堪能できたので良しとします。

興味深い話も沢山ありました。
死神を見てしまう新聞配達の男、
飛行機事故で亡くなった彼女が夢の中で尋ねてくるが、後ろを向いたまま「声がききたかったの」
いつの間にか電車に乗っている、お面をつけた巡礼団、
家の前に静止する葬式行列、
テレビ番組の「恐怖の百物語」に映った霊の話、

墓石を動かすのが癖の男って一体……尋ねてくる足音よりお前の方がこえーよ

九十九話もあると思い出すのも一苦労です。
この九十九話というのが曲者で「最後の一話はアナタの体験談」みたいな感じなんですが……
それがないからこんな事やってるんでしょうが!

そんなわけで今回も、読了後に怖い話のサイトを見たりして雰囲気はバッチリだったんですけど……。
やっぱり、音読しないとダメかな。
深夜にたった一人で怪談を朗読する人間の存在の方が恐怖ですけどね。
特にお隣さんに恐怖を植え付ける危険がありますね。

新耳袋シリーズはまだあるし、作者の一人、木原浩勝氏の新刊「九十九怪談」とやらが発売されていたので、次はコレで挑戦しようかな。

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