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2011年6月

2011年6月26日 (日)

【トラウマ】ミッキー(偽)ぬいぐるみ

トラウマ漫画紹介の流れを汲みまして、
子供の頃読んで結構怖かったなぁ、という漫画を思い出したので探してきました。

「ひとりで読む!2000時間の恐怖体験」
1
投稿された体験を元に漫画化したもの、活字の短編などが色々入って分厚くて面白い本です。
漫画は「阿部ゆたか」さん一人が担当。
ほぼ怖くない漫画と活字(~だわ!とかいう嘘臭い口調)の体験談、
その中で唯一印象に残る怖さの一本を紹介!

「人形は知っていた!」
“愛知県/大里佳苗さん(仮名)の体験を元に構成”

小学生の佳苗ちゃん、お父さんが会社の同僚からぬいぐるみを貰ってきました。
子供のいない同僚のおばさんが佳苗ちゃんのために作ってくれたそうです。2
中央の佳苗ちゃんの腕の中に居るのが件のぬいぐるみです。
Photo
どうみてもミッ○ー!

目がつり上がって口もなく、両足とも曲がっている
「よーく見るとあんましかわいくないや」
よく見なくてもかわいくない件については触れないでください。

そんな事を言いながらも、その大きさに喜び
一緒に寝たりおままごとをしたりとかわいがって過ごすのでした。

しかし、ある日遊んでいた友人が
「それ、かわいくないね」
と、本当の事を言ってしまうのです。
3

“最初の頃とても喜んでいた私も
友人からそんなことを言われてから
あまりかわいがらなくなりました”

かわいがらなくなってくると途端にじゃまに思え、
その大きさゆえに置き場所に困るようになります。

そこで、ぬいぐるみの頭に紐を通し、窓辺に吊るす事に。
窓際に吊るし、さっさと遊びに行ってしまう佳苗。
それを見送るぬいぐるみから不穏なオーラが……。

人形を吊るした後、お父さんが怪我をして帰ってきました。
テニスをやっていて“左足を内側に曲げ”アキレス腱を切ってしまったそうです。
その夜、ベッドの横の窓に吊るされた人形をふと見ると、
ぬいぐるみの左足が内側に曲がっていることに気が付きます。
4_2
まさか……?
「そんなわけない、気にしすぎよね」とそのまま眠りにつく。

そして一ヶ月程がたち、お父さんの怪我も治りましたが、
今度はお父さんの目の調子が悪いそうです。
少し新聞を読むだけで充血してしまう、と言ってこちらを見たお父さんの顔が、
なぜかぬいぐるみとだぶってみえたのでした。

さらにさらに、自分も頭のてっぺんに身に覚えのない怪我を負ってしまいます。
ぬいぐるみは、吊るした事で頭がとんがっていて……。5

「人形の呪いだ」と怖くなりお母さんに訴えるがとりあってもらえず、
“さわるのも怖い”ということでベッドの位置を変えて近付かないようになります。

しばらく何も起こらずに何ヶ月か経ちましたが、
またしても父が、今度は右足を怪我。
「人形のせいだ、作った人に返そう」と父に話すと
人形を作った、同僚の佐藤さんは既に会社を辞めてしまい、どこに居るのか分からないとの答え。
お父さんも「信じられない話だが佳苗の言う通りかもしれん」と言い出しますが、
供養する神社も遠く、結局そのままになっているうちに転勤になり、引越しをする事に。

引越し前、外で飼い犬が家に向って吠えていて、
確認してみると、窓から見える吊るされたぬいぐるみが十字架の形になっていた。
“自分の運命を感じとった”かのように――というモノローグが入り、
舞台は引越し後の新しい家へ。

荷物を片付けていると、人形が見当たらない……
なんと母が「気持ち悪いからゴミと一緒に向こうに捨ててきちゃったわ」

おかーさーん!!
この親にしてこの子あり、とはよく言ったもので、
この親子は確実に悪い方へ進んでいきますね。

怖いから吊るしたまま、
呪いが気持ち悪いから捨てるって発想がすごい。

「もっと呪われちゃう……」と怯える佳苗、
そして母に異変が起こり始めます。
何もしていないのに足がつる、しびれるで普通に歩けない、
目がすぐ疲れて頭痛がひどい、
病院に行っても原因がわからない。

お母さん……と震える佳苗
何も解決しないまま

「もう一度いいます、
捨てられた人形は目がつり上がっていて
両足が曲がっていて」

「ひもを通したせいで頭に突起ができていて――
もし見つけた人がいたら一刻も早く供養してください
そうしないと母は一生このまま苦しまなければなりません」

「そうしないと拾ったあなたにもきっと呪いが――」

タモリ的な役割の男が出てきてシメて
6
おわり。

「もし見つけた人は」って、絶っ対に拾わないから。
そもそも人任せにするなよ……。

今読んでみると、人形を作った佐藤さんとお父さんてちょっとアヤシイ感じですね。
呪いが、邪険にした女の子じゃなくて主にお父さんに行ったり、
「人形のせい」といった事を肯定するところとか。
(母親に人形の呪いと言った時には「せっかく頂いたんだから大事にしなさい」と言ってるが)
会社をやめてどこに居るかもわからないってのも怖いけど、
実際は不倫でもしてたんじゃ……。
もしくはディ○ニーに消されたか……!
タイトルが「人形は知っていた!」ってのも何か……。

この家族自体、お払いは遠いから無理、気持ち悪いから捨てるって、
もうちょっと他にする事ないんかい!と突っ込みたくなります。
まー、トラウマって程ではないんですが、いまだにぬいぐるみを捨てたりはできない。
ぬいぐるみ抱き枕とかも、顔が付いてるやつは枕にしたりできないし……。
あと、うっかり踏んだりしたら謝る。

この話は結構有名なようで、
「ミッキーのぬいぐるみ」「吊るして頭がとんがる」
「人形と同じように怪我」っていう話が2ちゃんのトラウマスレとかで
上がってたりするんですが、同じやつなのかは分かりません。

もしかしたら別の似た漫画もあるのかも?
もしくは同じ漫画を使いまわして出版しているのか……。
違うイラストの物を読んだ事がある、という方はコメント欄かメールでご一報下さい。

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2011年6月15日 (水)

エーケービー!!

ラジオを聞いていたら、爆笑問題の太田がたかみなの事を褒めていました!
リバー冒頭の「エーケービーー!!フォーティーエイッ」ってやつ、
よく通る声で上手いと。

嬉しいね。
前に昼のラジオでは、AKBのことをまったく知らない、歌もわからないといっていたのに、
今回「口パク」とか「江口はCG」とかめちゃ詳しくなってて笑った。
一方、月曜の伊集院はアーコーギー48と言ったw
言い訳メイビーにはまっていた頃が懐かしい。

終わりましたねぇ、総選挙。
どうでもいいと思いながらもやっぱり気になるものですね。
でも、あんまり騒ぎすぎるのも如何なものかと……。

私の応援している“たかみな”こと高橋みなみは順位を前回より一つ落として7位となったわけですが……。
思うに、速報っで順位が高かったので投票が鈍ったのではないでしょうか。
あと、俺みたいなクソ野郎が票を入れなかったから……。
だって、カチューシャって歌自体があんまり……PVもいらんし……
本当にすいませんでした。

ただ、AKBで好きなメンバーのことを“推しメン”とかいうじゃないですか。
あれがどうも気にくわなくてね。
自分の“推しメン”はたかみなということになるんでしょうが、
“推し”という字から見ても“推す=推薦”的な意味にとれますよね。

俺はたかみなを他のやつにオススメしたくないから!
結論、もう選挙とかやらなくていい。

なんか関係ない話になりましたが……。
ノースリーブスのCDは買いますよっと。

実は、AKBでたかみなの次に好きなのが今回の選挙で6位になった小嶋陽菜で、
この人は最初特に好きじゃなかったのですが、ラジオで好きになりました。
声とキャラがすごい面白い!
ニッポン放送金曜夜12時20分から「週間ノースリー部」みんな聴いてね!

前田敦子もかわいいと思うよ。
最近の姿はそんなに……ってな感じだけど、
モノマネの神無月と共演したときが一番かわいく見える。
この動画はたかみなも小嶋さんも目立ってて良いですね~。

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2011年6月14日 (火)

【花子さんがきた!!】ちょっと面白い怖い話

「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」
手持ちの雑誌の中からトラウマ漫画を紹介しましたが、
今回はちょっと独特で面白いものを紹介します。

一部では結構有名な「怪人トンカラトン」
作:森京詞姫
絵:内田かずひろ
「花子さんがきた!!」第一巻より
1 (画像は漫画版)
トンカラトンとは、全身包帯でぐるぐる巻きの体で自転車に乗っていて
「トンカラトンと言え」と声を掛けてくる妖怪のようなもの。
この時「トンカラトン」と答えないと、持っている日本刀で切られる。

小説版の「怪人トンカラトン」では、
この通りの受け答えをして難を逃れた少年が
トンカラトンに会ったことを家族などに話すも信じてもらえず、
もう一度会おうと前に会った場所でトンカラトンを呼ぶ。

「おーいトンカラトンでてこいよ!」
ザクッ!

「トンカラトンというのは『いえ』といわれたら、口にだすんだ。
勝手にトンカラトンを口にするのは、みんなてきだ」

最後に、切られた「ぼく」が、トンカラトンになったことに気がついて終わり。

「おーいトンカラトンでてこいよ!」
ザクッ!(原文ママ)
のテンポが素晴らしいですね!仕事が早いトンカラトン。

ところで“ショーウインドーにうつったすがたを見たぼくは、自分がトンカラトンになっているのに気がついた”
とシメてるけど……
ちょっとまてよ、自我はそのままなの!?
あと、包帯がひとりでに巻かれた描写はあるけど、チャリと刀は!?
武器は現地(どこだよ)調達なんて、トンカラトン界も結構大変だよね~。
なんて思っていたら、なんと、巻末には漫画版トンカラトン、
その名も「トンカラトンの集団」が収録されているのです!

シューシュー言ってるトンカラトンの集団と、
はな垂れ坊主が描かれた扉絵!
期待が高まります。

小学生の間で大ブームのトンカラトン。
ぼく、昨日トンカラトンに会ったよ!僕も!とかいう会話が交わされている。
既にカオス状態の恐ろしい町ですが、
何も言われなければ何も言わず通り過ぎ、
「トンカラトンと言え」と言われたら「トンカラトン」と言う
対策をみんな知っているので大した緊張感もない様子。
むしろ会った事が自慢、彼らのステイタスなのです。

しかし……
2
「最近はトンカラトンが増え続けていて、集団で現われる事もある」という噂が新たに囁かれていると言うのだ!
「いまどき一人のトンカラトンに会ったって自慢にならないわよ」と煽る女。

それを聞いた坊主は、集団のトンカラトンに会ってみたいなあと一人呟きながら下校、
予想通り集団のトンカラトンに遭遇する。

3
「うわぁ 集団のトンカラトンだ!」
包帯ぐるぐる巻き、刀を背負ってチャリンコに乗った集団のトンカラトン登場!
シャーッ(チャリの音)

4
「トンカラトンといえー!」
拳を突き上げて、ライブ会場の如く皆で「イエー!」と叫ぶトンカラトン。
例のばあさんラップ的な雰囲気に、ついうっかりイエーイ!とか言ってしまいそうですが、
そんなことをしたら生涯包帯を巻いてチャリに乗ることになってしまうので、
「トンカラトン」と答える坊主。

そして通り過ぎて行くトンカラトンの集団……
しかし、最後尾のトンカラトンにズバッとやられてしまいます。

どうして!?

「おれはトンカラトンと言えといわなかった」
5

“そう、集団の最後に居たトンカラトンだけが「トンカラトンといえ」と言っていなかったのだ”
(勝手にトンカラトンを口にするのは、みんな敵だという思想)
“こうしてトンカラトンはその仲間をふやしている。
集団のトンカラトンには気をつけて……”

会っただけでアウトじゃないか!
どうやって気をつけるんだよ!!?

かなり理不尽です、が「花子さんがきた!!」は大抵こんな感じのようです。
以下、単行本からの傑作選が続きます。

4巻より
「またをくぐるブタ」
もう、タイトルからして面白い!

O県には不思議な噂がある。
夜、一人で歩いていると、突然たくさんの白いブタがやってきて股のしたをくぐる。
ブタにくぐられた人は三日後に死んでしまうという。

ブ……ブタ……?(笑)

さっそく、夜歩いていた「ミキオ君」がブタに股をくぐられてしまうのですが……
挿絵:ほりのぶゆき
7
oh……!
いまだかつて、こんなに面白いホラーもの一枚絵があっただろうか……。

おっさんみたいなミキオ、猫のようなポーズ、
VELODYシャツ、
もののけ姫のワンシーンのような大量のブタ、
しかも豚はよく見るとのどかな顔をしている。

豚の集団が通り過ぎたとき「あんなにたくさん」というところを
「あんりにたくさん」と誤植している所も見逃せない。

話を戻して、ミキオがブタにくぐられた事を母に話すと、
あわてた母だったが三日間家から出なければ助かるという話があるらしい。
三日間、親公認ヒキコモリとなるミキオ。
そして三日後、母が買い物に出ている間に電報が届き、
受け取るため玄関から一歩外に出てしまう。

電報を持ってきた人を見たとたんにミキオは心臓が止まって死んでしまった。
その人は白いブタの顔をしていたのだ!

倒れたミキオの上に置かれた電報には『ミキオシス シロイブタ』

シロイブタ……w

なんだか、どこをとってもセンスの溢れるお話ですね。
これで死人が出てなければ心の底から笑えたんだけど。

そして、挿絵が面白いものを一本。

6巻より
「ドンドコドンがやってくる」
金縛りにあった人の前にドンドコドンという太鼓の音と共に現れ、
髪の毛を丸坊主にしてあの世へ連れていくという妖怪。

 「ドンドコドンがやってくる」でも、ぐっさんの相方は来ませんよ。
 ぐっさんも来なければ木づちを持ったじいさんも来ない。

ドンドコドン
挿絵:朝倉世界一
6

おい、かわいいな!
アッカンベーをした挿絵もあり、とてもかわいらしい。
あの世に連れて行かれちゃうんですけどね!

この話でなにが驚くかって、花子さんが助けに来るところ
今まで散々、トンカラトンにされたり、動くこま犬に何十人の子供が惨殺されたり、
二面女に人骨クッキー食わされたあげく殺されたり
しても何の音沙汰もなかった花子さんが助けに来てくれた!
そりゃあもう「花子さんがきた!!」ってエクスクラメーション2つ打つくらいの衝撃がありますね。

こんな感じでかなり面白……怖い「花子さんがきた!!」なのでした。
人死にすぎだけどもっと読んでみたい!

アマゾンのサンプルで目次を見たら、どうやら漫画も少しだけ収録されているようだ。
やる気の無さそうな花子さんの顔が非常に面白い。
集めたい……けど、700円近いのでやや高いな……。


「花子さんがきた!!」関連記事------------------

新・トンカラトンのうわさ ①

新・トンカラトンのうわさ ②

トラウマ漫画その1(ブランコ・こけし)

トラウマ漫画その2(てるてるぼうずの仕返し)

青木智子の花子さんがきた!!

【食べ怖】気持ち悪い編(?の自販機)

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2011年6月11日 (土)

トラウマ漫画その2

前回の「夜、公園のブランコに生首がのっている」に引き続き、青木智子のトラウマ漫画の紹介です。

「てるてるぼうずの仕返し」青木智子

朝、小学生のふみちゃん宅に友達が来るところから始まります。
1
この日は年に一度の遠足。
楽しみで寝付けなかったため、完全に寝坊しているふみちゃん。
友人の呼びかけで目をさまし、窓を開けると、

雨だ!
雨で遠足は中止だ!

軒下に吊るしたてるてるぼうずが虚しく揺れているのを見たふみちゃんは
2
「せっかく作ったのに!こんなもの!」

ブチ
ベチャ

遠足が楽しみで、てるてるぼうずを作る子のする事か!

この様子を見た友人は、
3
「ふみちゃん、てるてるぼうずにそんなことすると、ひどい目にあうよ
「てるてるぼうずの仕返しはこわいんだって」

春麗ヘアーの友人がたしなめるのも聞かず、
その上、てるてるぼうずの断片を拾おうとしたら怒鳴り付けるしまつ。

遠足を楽しみにする純粋な心はいったいどこに行ってしまったのか。

そして、学校を休んでふて寝を決め込むが、
4
どこからか、ズズズ……ズズズ……と音が。

そして、首に紐が絡まってきて……
5

ものすごい形相のてるてるぼうずが登場!
しかもデカくていっぱいです。

「よくもすてたな」

6

「おまえの首もへし折ってやる」

紐がきつくなっていき、首が締まっていく、
……と、顔がだんだんてるてるぼうずになっていき……
 

ブシュ

 
7

ふみちゃん、やっぱり一緒に学校行こうよ~
という友人の声だけが虚しく響くのでした。
 
うわ~……もう、絶対てるてるぼうずとか作らねー。
結局雨は降るし、大事にしないと首ちょんぱとか最悪すぎるだろ……。
ハイリスクノーリターン!
あっ……てるてるぼうずさんすみません!殺さないで!

首がゴロっとなってる絵がもう……
血塗れの畳って嫌ですよね。首からなんか出てきてるし……。
顔がてるてるぼうずになっているのもなんとも不気味。

こんな恐ろしい漫画を、どの面さげて子供向けな「花子さん」の雑誌に収録したのだろう。

そんな思いを抱きながらも今も元気に怖い話が大好きです!
雑誌のなかにある漫画と小説には、他にも面白いものが多いので、また紹介したいと思います。
(言葉の通り“面白い”感じなので、トラウマ漫画とは少し違いますが)
お楽しみに!

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2011年6月 7日 (火)

トラウマ漫画その1

昔「花子さんがきた!!」というアニメがポンキッキ内で放送されていたのですが、
最近リメイクされたようでDVDが出ていました。
ほわほわちゃん(花子さんの横の白い奴)の声がAKBの北原里英だそうです。


それで思い出した、なぜか家に一冊だけある「花子さんがきた!!」の雑誌を紹介します!

「花子さんがきた!」自体の本来のお話は、幽霊や化け物に襲われた子供が、
霊界に繋がる電話ボックスを使って「花子さん」に助けを求め、
花子さんが登場、化け物を退治して解決!というのがお決まりのパターン。
ちなみに「花子さん」だけど、便所とは一切関係がない。

手元にあるコミックの中では、最初の方はお決まりパターンの漫画、
他にも数人の漫画家が描いた短編漫画と、挿絵付きの小説が収録されている。

漫画は主に「たみ」「青木智子」「篁よしやす」他にも何人かの短編が載っています。

花子さん漫画
・作画
 左:たみ
 右:平岡奈津子
1 並んだページで同じポーズを……。
等身違いすぎてびっくりした!
絵柄がコロコロ変わり、購入当時小学生くらいだった私も、
さぞ違和感を感じたことでしょう。

・作画:篁(たかむら)よしやす
3
なぜか顔が見えない花子さん。
エロゲーの主人公みたいだね!
個人的に、この作者の描く女の子が好き。
Photo かわいい!

・作画:青木智子
2
ちょっと等身高めな花子さん。
この作者の絵はまさにホラー漫画といった感じ。
キャーとか言ってる奴の顔が既に怖い……。

しかし、この人こそが後に花子さん雑誌で子供達の心にトラウマを残す事を誰が予想出来たであろうか。

途中から花子さんが出て来ない短編漫画集になるのですが……。

実はこの本、登場人物が怪異に遭遇して、そのまま逃れられずに大抵死ぬ、
子供向けっぽい表紙のくせにグロい絵柄で人死にまくりという、恐怖の一冊だったのです。
花子さん漫画の後に続く「傑作ショート集」がヤバイ!
特に、青木智子さんの描く漫画が、絵柄の怖さ、殺し方のえげつなさ、話の理不尽さで、
うっかり手に取った子供にトラウマを植えつけること必至。

以下、青木智子ワールドです。
※少し怖い画像も載せるので、苦手な人は注意して下さい。

「夜、公園のブランコに生首がのっている」

タイトルまんまだけど“夜の公園でブランコがひとりでに揺れて、
その上に生首がのっている”という噂がある事を気にする主人公。
1_2
誰か見たのかな~などと友人と話していると、
友人・のりこが「行ってみよう!」と提案。
その日の夜に見に行く事に。

夜になり、主人公が公園で待っていてものりこがやってこない。
「言い出しっぺのくせに……」と呆れながらも待っていると、
ブランコからギィ~ギィィ~と音が!

のりこはやく来て!
ぎぃぎぃとブランコの揺れる音に怯えながら
恐る恐るブランコを見ると
 

2_2

のりこ~~!

ブランコにのりこって洒落かな!?
ははは……笑えないorz
字まで血濡れになっとる……。
花子さん漫画からペラ一枚挟んで生首!

この後も青木智子さんの漫画が続きます。

「こけし橋のうわさ」

欄干にこけしが彫られた「こけし橋」
夜一人で通るとこけしに入れ替わられてしまうという噂がある。

お父さんが夜一人で橋を渡ろうとしたら女の人がしゃがみ込んでいて、
気遣って声をかけると……それは!
3_2

こけし!(このコマだけ見るとちょっと面白い)

こけし「これでわたしは生き返れる」

こけしタックルで欄干にめり込むお父さん。
ゴン メリメリメリ
……
その後、帰ってこない父親を探しに来た家族が橋を通ると、
欄干のこけしを見て子供が「あっ、このこけし、パパにそっくり」

ち~ん。
お父さん、別に悪いことしてないのにね(;ω;)

「空とぶ赤ちゃん」も、メルヘンなタイトルとは裏腹
空とぶ赤ちゃんを見てしまった子が顔半分潰れて死ぬ。

他にも、ヘビに噛まれてヘビ人間になる女の子とか、
人の顔が集まっているように見える柱に飲み込まれたり、
蜘蛛の祟りで川に沈んだり、と怒涛の人死に!

ちょっと長くなってしまったので、また次回紹介します!

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