« 【本】リセット/北村 薫 | トップページ | 【プレイ日記】ぼくのなつやすみ1日目 »

2011年12月 3日 (土)

【絵本】子供心に怖かった絵本

怖い話好きな私は、当ブログにて怖い小説や漫画を紹介して(茶化して)きましたが、
やはり、怖いものは子供の頃の方が敏感に感じますよね。

今回は私の幼い頃の記憶を掘り起こし、怖かった絵本を紹介しましょう。

「ぼくはイスです/長 新太」

新ユーモア絵本と書いてあるだけあって、
イスが歩きまわり、色々な物に腰掛けるというぶっ飛び設定。
漫画のようにコマ割を使っていたりと新しい感覚で楽しめる絵本です。
のほほんとした絵本ですが、突如登場する
火山の噴火から生まれた“どろどろにんげん”がこわい!

主人公のイスが追いかけられるさまにハラハラします。1
イス「ちょっとさわっただけで僕はもえちゃうよおー」
どろどろにんげんが歩いたところが火事になる描写もすごい迫力なのです。
世界を七日間で焼き尽くすあいつらの仲間か……

2
逃げて逃げて、海に出たイス「とにかくハワイまでにげよう」
(笑)
このように、どろどろにんげん以外はかなり笑える絵本です。

同じ長新太さんの絵で
松井直さん作
「ぴかくんめをまわす」

という絵本も手元にありますが、
あまりの忙しさにぴかくん(信号機)が目をまわし(壊れ)て
大混乱になった街の絵もなんだかドキドキしたなぁ。
非日常!って感じで……。

3_2 
細かくてぎっしりしてる物への恐怖心かもしれませんけどね。


「はじめてのおるすばん/作・しみずみちを 絵・山本まつ子」

女の子のみほちゃんがはじめて一人でお留守番をするという絵本。
ひとりになったみほちゃんは、げた箱の上の木彫りのくまが口を開けたとか、
柱時計が「ひとり、ひとり、ひとり、ひとり」といっているように聞こえる……
といった妄想にとりつかれ、不安を募らせます。
小包を持ってきた郵便屋さんにも「いりましぇん!」と追い払う。

次にチャイムをならしたのは新聞代の集金に来たおっさん
「いりましぇん!!」

するとどうでしょう。
ポストのふたがぎこぎこっともちあがって、
おおきなめだまがふたつ、のぞきこんだのです。

4

「あっおばけ……」ってみほちゃんはおもいました。

油断していたので、ページを捲った瞬間、心臓がギクンとしました。
この1ページだけ異様に怖い。
おっさんは「おちびさんかぁ、またでなおすか」と帰っていきます。
現代ならドアポストから覗いておちびさんなどと声を掛ける事案として連絡網がフル稼働でしょう。

お母さんが帰って来たあと
お土産のプリンを、くまのぬいぐるみと並んで食べている絵が良い。5
目玉がこわくても、このページ見たさに何度も読んでいたような。



「三びきのやぎのがらがらどん」

タイトルの通り登場する三びきのヤギが
三びきとも“がらがらどん”という名前である。

「橋の下には気味の悪い大きなトロルが住んでいました」6
……当たり前みたいに言うからさ、トロルって、現実に居るのかと思うじゃん。
超怖かったんですけど……。
外国の橋の下には、マジでトロルが居ると思ったあの頃……。
なぜか体育座りのトロル。もっと広い所に住めよ。

ヤギが橋を渡っていると
「だれだ、俺の橋をかたことさせるのは」

7
「きさまを ひとのみにしてやるぞ」

ひぃいいい!のぼってくんな!
しかも“貴様”とか!
「とっとと消え失せろ」とかも言っちゃうトロル。
あのぅ、子供が見てるんで……。
最後には大きいヤギに倒されるトロルですが、
「つので目玉を串刺しに、ひずめで肉も骨もこっぱみじんにして、トロルを谷川へ突き落としました」

グロい!目玉串刺しとか!!
8

ヤギにすら狂気を感じる……。この顔。

“読んであげるなら4才から”ですってよ!
容赦無いな!でもロングセラー。
実際子供のときは怖かったけど好きだった。


「ねないこだれだ/せな けいこ 」

やっぱりこれは外せないでしょう。
夜ふかしする子供がおばけに連れていかれる恐怖絵本。
この表紙!怖かった!
今見ればかわいいもんですが……。
表紙が怖いので裏返して置くんですが、
裏表紙に描いてあるシルエットが
物語の結末部分である
“お化けに連れられ家を離れていくおばけ”なんです。
9
「おばけになってとんでいけ」

殺られてる……。
家の中には冷たくなった子供が……?
ガクガクブルブル

こんなもんがうろついていると思ったら、おちおち寝てられんわ!

あんまり怖くないですが、これで終了です。
絵本はぶっとんだ設定や展開が多いので本当に面白いですね。
それほど詳しい訳ではないので、もっと怖いものを知っているという人は教えてください。

世の中にはまだまだ、色々な怖い絵本がありますが、
「なおみ」とか「あけるな」とかも全部子供の時に読んでみたかったなぁ。
「トラウマ」とか言うけど、子供の頃のこんな平和な怖い事って貴重な思い出ですよね。

|

« 【本】リセット/北村 薫 | トップページ | 【プレイ日記】ぼくのなつやすみ1日目 »

【書籍・小説】ホラー系」カテゴリの記事

コメント

森野さん、こんにちは。
「はじめてのおるすばん」、私も森野さんと同じ場面が怖かったです。「三びきのガラガラどん」のトロルも嫌いでした。でもなぜか「ねないこだれだ」は好きでした(笑)
私が幼い時一番怖かった本は「もじゃもじゃペーター」という絵本です。話も絵も怖くて仕方がなかったです。2種類出版されているようですが、ほるぷ出版のほるぷクラシック絵本の方がおすすめです。もう一つの方は、復刊版で挿絵が違うようです。
お時間がある時にでもぜひ読んでみてください!

投稿: ノラ | 2011年12月 5日 (月) 15時19分

ノラさん、こんにちは!
「もじゃもじゃペーター」は大人になってから読んだはず……
ですが、どちらの挿絵だったか忘れてしまいました。
探して、じっくり読んでみようと思います!
怖い絵本は嫌がりながらも何度も読み返してしまうのが不思議ですよね。

投稿: 森野 | 2011年12月 7日 (水) 02時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1281245/43229081

この記事へのトラックバック一覧です: 【絵本】子供心に怖かった絵本:

« 【本】リセット/北村 薫 | トップページ | 【プレイ日記】ぼくのなつやすみ1日目 »