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2019年8月

2019年8月29日 (木)

【アプリ】プレイする怖い話

もう夏も終わりそうですが、まだまだホラーものやっちゃいます。
今回はアプリのホラーゲーム!

びっくり系じゃなさそうなやつを選びに選んで
「プレイする怖い話」(なんと無料!やったね!)をダウンロード。

ホラーゲームでデカい音キモい画像を急にだしてびっくりさせるやつと時間制限や操作で死ぬ
ストレスを怖さに繋げてるやつは大大大嫌いなんです。
だって怖いじゃん!
昔バイオハザードでゾンビ犬が飛び出して来た時に
びっくりしすぎて寿命が5年は縮まったから、
もうこれ以上びっくりしてはいけないと医者にも止められてるんです(嘘)

さて「プレイする怖い話」
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テキストを読んで、時々選択肢が入るサウンドノベルタイプの
「かまいたちの夜」みたいな昔ながらのノベルゲーム。
ネタとノリ的には「学校であった怖い話」に近い感じで
キャラ絵や声優ボイスは一切無しのシンプルな作り。

雨に降られた主人公が雨宿りがてらに寄った馴染みのバーで
マスターから怖い話を聞くという始まりです。
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なんかお洒落ですね。ふふっ。

オープニング
「暗い森」「廃屋の女」
「変わったバイト」「ビデオテープ‥」

「霧の谷」「悪い夢」
「出席番号29」「嵐の×××」
エンディング

全八話ですが、選択肢による内容の変化があるので
結構なボリュームといえるでしょう。
マスターがお客さんに聞いたり、又聞きした話というものですが
最初と最後にバーでの会話が少し入るだけで
一話毎に独立していて、体験者の目線で話が進むので臨場感があります。

音の演出はちょっと怖いものもありますが
念のため音量をめちゃくちゃ小さくして
最小限でやっているので平気!(やめちまえ!)
あとはスマホの通知音に要注意です。

画像も直接的に怖いものはそれほどないものの
ぼやけた顔とかでっかい目が急に画面いっぱいに出ると
ドキーッ!!とすることが度々あります。
正直、結構怖いです。
でもまあまあ許せる範囲のびっくり要素。
字のところだけを見て、上の映像を紙とかで隠しちゃえばいいのです
天才だよ~
(/ω・\)チラッ
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あっ!!


早速全話クリア
どれもそんなに長くないので一周だけならすぐ終わります。
急に刺されたり、彼氏が蜘蛛を吐いて死んだり
わりととんでもない展開も多かった。
「暗い森」「廃屋の女」の
ノスタルジックな探検的な良い雰囲気から
変なものに遭遇してしまう話、好きです。
廃屋の探索、昼の映像なのに展開によってかなり怖い!

「変わったバイト」「霧の谷」は広がりがありそうで周回が楽しみ。
「出席番号29」は、まさに『学校であった怖い話』(SFC)の雰囲気で懐かしい。
やっぱりマンモス校ですよ。
「悪い夢」は最初何も起こらずに終わったので
選択肢違いでやりなおしてみたら、
……画像が怖いよ画像が!!!!
恐怖のドライブでした。

選択肢によって結末が複数あり、
広告動画の視聴で分岐のチャート開放ができる。
チャートで確認しながら進めるのは嬉しいところですが
個人的には一周目はそういったものを表示させないで
一回通しでクリアしてから、クリア後のおまけで
周回用に機能が表示されるようになった方が良いんじゃないかなーと思いました。
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ちょっと見えてるのよ!
しかも、文字のウインドウの下にコマンドがあるため
たまにミスってチャートが出てきたりして。
初見は単純に物語の雰囲気を味わえるはずが
機能を表示しすぎる事で最初から作業ゲーっぽくなってしまう気がします。

あと、一話終わった区切りでゲームを終わりにするとセーブを忘れる。
メニュー画面にセーブ無いんか!!
(それは自分で気を付けよう)

懐かしさを感じるホラーノベルゲームで、周回含めて結構楽しめそうな作品。
こういうの好きです。もっと出ないかな~。
キャラクターイラストなしだと注目も集めづらいでしょうけど
小説系は絵がない方がキャラの想像が出来て好きなんですよねぇ。
ホラー短編好きには嬉しいゲームでした。
これが無料とは、太っ腹すぎて頭が下がりますね……。
「プレイする怖い話2」も出ているので1を周回したら2もやります!

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2019年8月25日 (日)

【本】残穢・小野不由美

実は結構前に読んだんだけど、姉妹本(?)である『鬼談百景』を
読んだので、書きかけて放置してた感想を掘り出して来ました。


残穢/小野不由美

怪談を集める女性小説家の元に届いた
あるマンションの一室で起こる怪現象。
投稿者と交流し、調べていくうちにその部屋だけでなく
同じマンション内でも奇妙な事が起きていて……。

『鬼談百景』の中の一話を深く深く掘り下げたような長編。
淡々としたドキュメンタリー調で進んでいくので
この物語に出てくる「小説家」は、著者本人?という
“現実かもしれない”書き方が恐怖を引き立てています。
実在する人も出てきて、知ってる小説家が出てきたときは「おっ!」ってなりました。
登場人物が心霊に対してわりと冷静なので
「アタシは幽霊が見える」みたいな、知らねーよという寒い感じや、
変に万能な霊能者が出てお祓いするような馬鹿馬鹿しさは無く
調べものに関してもかなり真面目。

最初は小さな謎だったものが、実はとても大きな謎のほんの一部で
いつの間にか自らもその中に取り込まれているという手に負えない感
一部屋からマンション全体、はたまた近所、引っ越した人とか
なんかもうどうでもいいほど遠く離れた地まで怪奇現象が!?
まさに怪奇現象のパンデミックや~!みたいな感じです。
“事故物件”に近いけどちょっと違う、
どうにも回避できない理不尽な絶望感がありました。

最初の調べ始めはかなり面白いんだけど、
途中退屈に思う瞬間もちょっとある。
今って何の話してるんだっけ?もうそれ関係ないんじゃね?
と言いたくなるほど遠く遠く話が飛んでいくし、
登場人物は冷静ぶってるけど悪い方に進んでいくし
あんたらストレッチでもしてなよ……と諭してやりたくなりますが
コツコツと調べて辿り着いた事実で
謎だった出来事が繋がると「なるほど」と頷ける部分もあります。
「小さい物音」だけの怪談がここまで広がるか!
ということが一番の驚き。

話が大きくなりすぎて、自分が主人公だったら絶対途中で諦めて
「もういいや!寝よ!!」ってなるだろうなぁ。
でも結局のところ最後まで読んでも
どうにもならないと思ったらどうにかなってて結局何なの?
っていう感じがしてしまいました。
やっぱり寝るのが最強なんじゃないっすかね。

幽霊とか現象の原因よりも、好きな作家と協力して
色々検証したり調べるっていうのが楽しそうでうらやましかった。
私もこんな、オカルト好きだけど信じすぎず、頭ごなしに否定はしないけど
わりと科学的に検証したりするタイプの人と友達になりたいです。

コツコツコツコツ地道に調べる過程の好奇心と、
じわじわ迫る恐怖といった感じなので
「本当の話かも」の雰囲気に上手く乗れれば
かなりの恐怖を味わえるかもしれません。
引っ越しをしたばかりの人なんかは読んでるうちに不安になって
部屋の物音に敏感になりそうです。

調べたら、この『残穢』と『鬼談百景』ともに映画になっていました。
このストーリーで映画……地味そう
そのうち見てみようと思います。

あと小野不由美さんのホラー系の連作短編集みたいなやつが
いつの間にか二作も、しかも既に文庫まで出てたので買おうっと。

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2019年8月22日 (木)

【本】鬼談百景/小野不由美

またまた怖い話の本を読みました。
夏だっていうのにあんまり怖い番組とかやらないから
私が一人で盛り上がっていこうと思います。
もう夏も終わりそうですけど……。

鬼談百景/小野不由美

淡白な語り口の短い話の連続で
隙間時間にちょこちょこ読むのにも向いてます。
新耳袋みたいな淡々とした短い話が好きならおすすめ。

一つ一つの話にはそれほど怖さがないものの
自分で体験したら結構不気味、何だったのか気になる……みたいな
誰の身の回りにも起こりそうなじわっとした怖さが良い感じです。
百物語的なノリの九十九話収録で、最後に解説で稲川淳二が
しれっともう一話語っているような気がしますが
読み切っても何事も起こりませんでした!

学校や子供時代といった、若い子目線の話が多めで
学校の七不思議的な話もあれば車で心霊スポットに行くような話もあり
変にグロに寄ったりすることもないので
わりと若い世代向けといった感じ。

尻切れ感のある話もちょこちょこあり、
友達が何かを見て、振り向くな!とか言って逃げるタイプのやつが
「逃げた」だけで終わってたりして、
いや、逃げ切った後何見たか友達に聞けよ!
「教えてくれなかった」とか「知らない方がいい」とかでもいいから
とにかく理由もなく聞かないで終わるのはおかしいだろ!!!
とか、どうでもいい所がちょっと気になる。

「街灯」という話は、ネタ的には好きなんだけど
ドラマチックさが逆に微妙かな。あまりにも作り話っぽい。
超センセーショナルな事件モノだと
実在するかどうか調べたら分かっちゃうんだろうし
実話のテイだとなんかモヤっとする。

自分が体験するなら……と思い浮かべながら読むと
「図工室から」くらいなら良いな。
合宿で学校に泊っている生徒たちが人が居るはずのない教室に人影を見て
ベランダに干してあった固まった雑巾が人も居ないのにパリッと落ちて
見えない何かが……
といった感じの話。

へばりついてるパリパリの雑巾が落ちるってのが良いですね。
ホラー関係ないアイテムが怖さを演出する話はなんか好きです。
あと、大勢で見れば後から騒ぐのが楽しそう。
「胡麻の種」では、“胡麻の種をまいて芽が出ないとその人は死ぬ”
……という驚愕の情報が得られました。なんだそれ!
来年はシソかゴマを育てようかと思ってたけどゴマはやめます。

静かな怖さで好きなのが「給水塔」
泣いている女の子を助けようとしたら、
女の子自体が得体のしれないものに思える瞬間のドキッとする感じ
結局何だったのかわからないけどじわっと怖さが残る感じ……
くぅ~!上手いっ!

直接見る系の「雨女」とかは怖すぎて絶対体験したくない。
雨の日、傘をさして田んぼの間の道を歩いていると、
後ろからバシャバシャと足音がして追い越していく女
水たまりに構わず歩くビショビショパンプス女……
荷物を持っていて傘を上げられない状況で足元を見ていると
女が立ち止まって……ぎゃあああああ!こわいいいいい!
寝る前に思い出しちゃうううう!!!
文章なのに、映像的にうわっ!って思う感じがすごい。

まあ、短いびっくり系って感じなので
ほん怖とかで有名人使った長いドラマの間の短いやつに良さそう。

そういえば、今年はゴローさんの「ほん怖」もやらないですね。
やったらやったで見逃したり、ドラマ長すぎとかこの設定いらねぇとか
アホみたいに文句をつけながら見てますけど(しょうもない人間)
やらないというのは寂しいですね!

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2019年8月18日 (日)

ミント栽培キット9

成長してはみ出過ぎミント

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ちょっと枯れてる葉っぱがいくつかあるのと
触り過ぎて傷ついたのか部分的に茶色っぽくなった葉っぱがあるので
やや元気がなさそうに見えますが
新しく太い茎が次々出てきたり、
まだまだ成長しそうな雰囲気です。

新しい芽は一つの茎の途中から出て来てカップの外に合流してしまう。
カップの中は数本だけ伸びてる風で寂しいのに
外側には葉っぱがわさわさ。

ハゲてるけどロン毛、みたいな感じですね……
(なんて嫌なたとえをしてしまったんだろう)

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2019年8月11日 (日)

夏の!怖い話

最近怖い話の本を色々読んでいて思い出した
生まれてこの方金縛りにすらあった事が無いという
霊感どころかストレスも疲労もたいして無い人間で
そもそも心霊スポットとかも絶対に行かない(怖いから)
そんな私が過去に体験した若干怖いかな?と言えなくもない話を書こうと思います。

先に言っておきますがめちゃくちゃしょぼい上に
それただのパソコンの不具合では?というやつなので期待しないで下さい。


数年前のある日、パソコンで2ちゃんの怖い話のまとめを読んでいると
突然どこからかノイズのようなガーッっという音が鳴りだしました。
音の出どころを探すと、パソコンに繋げてあるヘッドホンからで、
装着せず横に置いていたので音漏れで間接的に聞こえている状態。
テキストのサイトを見ていただけなので何か操作した等の切っ掛けもなく、
音の出るような広告や動画も全く開いていないので原因がわからず
音漏れから察するにそこそこの音量でガーーーーッっと流れ続けているのでたまらず再起動しました。
その時は、何なんだようるせえな!耳につけてたらびっくり死だわ馬鹿野郎!程度にしか思わず
再起動したら音もなくなったので、また同じサイトを見続けていましたが、
その後は特に音が出るようなこともありませんでした。

今思えば怖い話を読んでいる時にそんな音が出るって結構怖いかも……。
あのノイズ、ちゃんと聞いてみたら何が聞こえたんでしょうか。

もっと昔にYouTubeで「ガキの使い」の肝試しでトンネルに行く回を見ていたら
突然ブルースクリーンになって強制終了してビックリしたという体験談もありますが
さらにしょぼいのでこの辺で終わりにします。


午前中にこれを書いていたんですが、
ラジオの安住アナの日曜天国を聞きながらポチポチ打っていたら
突然ラジオの音声が途切れ途切れになってちょっとビビりました。
実際は放送側のマイクの不調だったらしく
全然自分関係ないじゃーん、とホッとしました。

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2019年8月 4日 (日)

【本】怪談実話集

夏だし、怪談本読みました。

怪談実話集/志村有弘

『怪談実話揃』『日本怪奇物語 明治大正昭和編』などに収録された話を
読みやすく現代文に直したもので
各話の最後に出典が記載されています。
十数ページの話もあれば数行の短い話もあり
なかなかボリュームがあります。

でも、ヤな話ばっかり!

酷い仕打ちを受けて死んだり
濡衣を着せられて殺された人の怨念など
救いのない嫌~な話がやたらに多い!
怖い以前に胸糞が悪い!!!

印象に残った別の意味で後味の悪い話
「血の窓」
仲の良い夫婦の旦那の方が目の病気になって働けなくなり、
妻が遠くの店に住み込みで働きに出て、旦那にお金を送っていた。
ある日妻の働く店に同郷の人が来たので旦那の病気の具合を尋ねると
「病気も治って最近若い嫁さんをもらってよろしくやってるよ」と言われ
裏切られたと思った妻が翌朝勤め先の部屋で窓を血だらけにして死んでいて、
同じ時に旦那も遠く離れた地元で喉を噛み切られて死んでた。
けど、実は「若い嫁さんをもらった」人は同名の別人の勘違いでした。
その勘違いを妻に言ったやつもそのうち死にました。という話

ひとつの勘違いで突っ走り大惨事。
ろくに確認もしない奴ほど確信持って思い込む恐怖……。

勘違いで呪い殺された信用ゼロ旦那も可哀想だけど
何も悪くないのに事故物件になった勤め先は
妻が死んだ窓の所には幽霊が出るようになったので窓を潰したという、迷惑すぎる後日談付き。
どうにかならんかね!!


あと、個人的に気になった話は
買ったスイカを切ったら断面が女の顔!という大変に気味の悪い「西瓜の怪」
切っても切っても女の顔が出てくるヤバいスイカを売りやがって!
と客からクレームを受けたスイカ売り。
スイカを譲り受けた屋敷に言いに行くが
その屋敷の主人は「うちで食べてるけど何ともないし美味しいスイカだよ」と言う。
そこでスイカを割ってみると普通のスイカ、しかし別の場所で割ってみるとやはり女の顔に。ほら見ろ!

それを見て主人が思い出したのは、以前ホームレスの婆さんが屋敷の近くで寝泊まりしていて
病気でろくに動けない老婆に同情した屋敷の人たちが食事をさせたり薬をあげたりすると
「このご恩は死んでも忘れません」と涙を流していたが
数日のうちに亡くなってしまったということがあった。
婆さんを弔ったあと、家の空き地に種も蒔いていないのにおいしいスイカがたくさん出来たので
スイカ売りに分けてあげたのだそうだ。
スイカ畑を掘り返してみると老婆の頭蓋骨からスイカが生えていました。
婆さんの恩返しだね!

……という話。
(※実際はまともな文章です)

これは、いい話
………………か?
いや、結構気持ち悪くない?

他所で割ったスイカはすごい形相の女の顔って……。
自分がうまいうまいと食べてたスイカが他所では顔になるとか……嫌だわ。
婆さん、屋敷の人たち以外はめちゃくちゃ恨んでたのかって感じだし
顔スイカ食ってる屋敷の人も評判落ちると思う。


すごく昔っぽい話もあれば昭和とかの、わりと現代寄りの話もあり
話によっては地名が結構詳しく書かれているものもあるので
ちょっと調べてみるのも面白いですね。

「人を殺す池の狸」というThe・そのまんまタイトルの話で出てくる
西宮の夙川にある「ねてこが池」を調べたら
西宮に「にてこ池」というのが実在していて
ここは火垂るの墓の兄弟が住み着いた所のモデルらしいです。
へー!たぬきが人を化かす大量殺人事件があった所(かもしれない)が!
昔はひと月で4、5人殺ってるたぬきが居たんですね。
怖いよ、やりすぎだよ、たぬき!(これで実話かよ)


総合的には、短めにまとまった色々な話が一挙に読めて面白かったです。

ひどい仕打ちを受けた人が死んでからやり返す話が何本かありましたが
むしろ、よし!やれ!って感じになるのであんまり怖さはなかったです。

ただしいくつかの話は本当に胸糞が悪いので、
読後、別の意味で嫌な夢を見そうな一冊でした。

続きを読む "【本】怪談実話集"

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